サザンオールスターズが、6月25日に横浜アリーナで無観客ライブを行い、これを有料配信したことが話題になった。収益の一部は医療機関に寄付されることが決まっていたが、同時に、ツアー関係者救済という意味があったこともよく知られている。
ライブだけでなく、イベント関係が一時はほとんどできなくなってしまったことで、バックバンドやコーラス、ダンサーを始め、音響や、照明、装置などのスタッフすべてが仕事を失った。無観客でも横浜アリーナという大きな会場でライブを行うことで、彼らを元気づけ、その窮状を少しでも救うという目的だ。
この人たちがどれだけ必要かが分かっているからこそ、サザンは横浜アリーナでライブをしたのだろう。ゴルフの世界でも同様のことがいえる。石川、有村、青木の動きはそれを少しでも支えようとしてのことだろう。それをサポートするほかのプロたちもいるのは心強い限りだ。
個人レベルでとにかく早く。プロたちがそんな考えで行動するのは素晴らしいことだ。その一方で、ツアー側から同様の動きがいまだに出てこないのが不思議でならない。
主催はスポンサー企業で運営も専門の会社に丸投げ。その下で働く人たちがたくさんいることで、現在のツアーは成り立っている。ツアーがしているのは試合をツアー競技として“公認”することと、選手を派遣すること。つまり、自分たち以外の誰かの手を借りなければ試合ができない、それが実態だ。
ツアーの“財産”である選手を守ることすらおぼつかない状態で、それ以上を望むのは無理かもしれない。だが、ツアーを支える人たちが現状にこらえきれず、転職してしまったら、コロナ禍が落ち着いて試合ができるようになっても、実務をする人が不足するのは目に見えている。
ライブだけでなく、イベント関係が一時はほとんどできなくなってしまったことで、バックバンドやコーラス、ダンサーを始め、音響や、照明、装置などのスタッフすべてが仕事を失った。無観客でも横浜アリーナという大きな会場でライブを行うことで、彼らを元気づけ、その窮状を少しでも救うという目的だ。
この人たちがどれだけ必要かが分かっているからこそ、サザンは横浜アリーナでライブをしたのだろう。ゴルフの世界でも同様のことがいえる。石川、有村、青木の動きはそれを少しでも支えようとしてのことだろう。それをサポートするほかのプロたちもいるのは心強い限りだ。
個人レベルでとにかく早く。プロたちがそんな考えで行動するのは素晴らしいことだ。その一方で、ツアー側から同様の動きがいまだに出てこないのが不思議でならない。
主催はスポンサー企業で運営も専門の会社に丸投げ。その下で働く人たちがたくさんいることで、現在のツアーは成り立っている。ツアーがしているのは試合をツアー競技として“公認”することと、選手を派遣すること。つまり、自分たち以外の誰かの手を借りなければ試合ができない、それが実態だ。
ツアーの“財産”である選手を守ることすらおぼつかない状態で、それ以上を望むのは無理かもしれない。だが、ツアーを支える人たちが現状にこらえきれず、転職してしまったら、コロナ禍が落ち着いて試合ができるようになっても、実務をする人が不足するのは目に見えている。