日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は31日、今年4月に制定した「LPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症特別規定」の改正を行った。これにより海外の試合から帰国した後の国内ツアー出場制限が緩和されることになる。
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当初JLPGAは、海外から帰国した後の選手の動きについて、『外務省から渡航中止勧告が出ている「レベル3」地域や国への訪問歴が、出場及び帯同しようとするLPGAトーナメントの指定練習日初日から起算して14日以内にある場合、当該LPGAトーナメントへ出場及び帯同できない』(第3条-1)と規定。つまり帰国後の自主隔離期間14日間が終わった場合でも、この期間が練習日と重なる大会までは出場することができず、実質3週間試合に出られないケースも想定された。
しかし今回、この規定の後に『ただし、日本入国時に行うPCR検査で陰性判定を受けた上で政府から要請される自主隔離期間が当該LPGAトーナメントの本戦の第1日目の前日までに終わる場合など、トーナメント事業部が承認した場合はこの限りではない』という文言が追加。PCR検査で陰性判定がくだされたことを前提に、“試合前日”までに隔離期間が終わっていれば出場できるようになった。
実例で考えると、こうなる。8月20日から行われる海外メジャー「AIG女子オープン」(前全英AIG女子オープン)で最終日まで出場した選手は、日本帰国後の隔離期間が9月10日に始まる国内公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の練習日に重なることが確実な状況だった。そのため、従来の規定では出場できない可能性が高かったが、今回の改正によりその障壁が無くなることになった。
AIG女子オープンだけに関わらず、この自主隔離期間はメジャーなど海外試合への出場判断を困難にする要因の一つとなる。しかし今回の改正によって、最短で国内ツアーへの復帰が果たせる道筋ができたことになる。
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しかし今回、この規定の後に『ただし、日本入国時に行うPCR検査で陰性判定を受けた上で政府から要請される自主隔離期間が当該LPGAトーナメントの本戦の第1日目の前日までに終わる場合など、トーナメント事業部が承認した場合はこの限りではない』という文言が追加。PCR検査で陰性判定がくだされたことを前提に、“試合前日”までに隔離期間が終わっていれば出場できるようになった。
実例で考えると、こうなる。8月20日から行われる海外メジャー「AIG女子オープン」(前全英AIG女子オープン)で最終日まで出場した選手は、日本帰国後の隔離期間が9月10日に始まる国内公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の練習日に重なることが確実な状況だった。そのため、従来の規定では出場できない可能性が高かったが、今回の改正によりその障壁が無くなることになった。
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