ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

JLPGAツアー

国内女子 ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

コロナ禍でゴルフの面白さが際立つ!?【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

コロナ禍でゴルフの面白さが際立つ!?【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

配信日時:2020年8月18日 18時15分

若林舞衣子が産休復帰後2試合目で2位 30代の活躍が目立つ大会となった(代表撮影:鈴木祥)
若林舞衣子が産休復帰後2試合目で2位 30代の活躍が目立つ大会となった(代表撮影:鈴木祥)
想定外の事態に対応するには経験がモノをいうのか。ルーキー、笹生優花の初優勝で幕を閉じた「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」。フィジカルの強さを武器にした笹生の圧倒的な強さは、この先楽しみだが、一方で上位にベテランが数多く入ったことには大きな意味が感じられる。

先週の人気投票1位の写真はこちら!【大会ライブフォト】

2位には産休明け2戦目の若林舞衣子(32歳、3勝)と藤田さいき(34歳、5勝)が入り、4位には有村智恵(32歳、14勝)。8位タイには藤本麻子(30歳、1勝)、10位タイには前田陽子(35歳、2勝)と、トップ10までの13人の中に、30代の選手が5人入っている。
  
今季のシード選手の平均年齢は史上最年少の26・3歳。30歳前後でツアーを退く選手も多く、QTからの若手もどんどん出てくる昨今では、30歳を超えると立派な“ベテラン”だ。1998年生まれの黄金世代、2000年生まれのミレニアム世代などの台頭が目立つ状況を考えると、今回の結果は際立っている。

コンディションが極めて難しい状況になれば、ベテランの経験値が生きるのだが、今回は特にそういうわけではない。最終日には勝った笹生のスコアは「63」で、若林が「64」を出しているほどだ。そうなると、毎週あるはずの試合がなくなり、調整が難しい状況が、この結果につながったと考えられる。

新型コロナウイルス感染拡大のため、試合が次から次へと中止になった後のシーズン2戦目。1戦目の「アースモンダミン・カップ」からは4週、間が空き、この後も1週の空白ができる。こうなると体調やゴルフそのものの調子、モチベーションなどの照準を試合に合わせなくてはならない。

シーズン中は毎週、試合があるのが当たり前になった昨今の女子ツアーでは、まず1年間を戦い続ける体力が必要になる。経験があまりない選手では、夏場や後半戦に入ってバテてしまうケースも少なくない。だが、今年は特別。トレーニングの時間も練習の時間も十分にあり、試合だけがないという状況だった。だから、シーズンに入っても、試合が“ルーティン”になっていない。若手の強みである“勢い”が生かせない。ベテランのしぶとさが生きてくる。

関連記事

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO
    開催前
    2025年4月24日 4月27日
    前澤杯 MAEZAWA CUP
  2. PGA
    開催前
  3. LPGA
    開催前
    2025年4月24日 4月27日
    シェブロン選手権
  4. ACNツアー
    開催前
    2025年4月23日 4月25日
    i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘
  5. ステップ・アップ
    開催前
    2025年4月24日 4月26日
    大王海運レディス
  6. DPワールド
    開催前
    2025年4月24日 4月27日
    海南クラシック
  7. ネクストヒロイン
    開催前
    2025年4月23日 4月24日
    Sanrio Smile Golf Tournament
  8. アマチュア・他
    終了

おすすめコンテンツ

関連サイト