2014年の「日本女子オープン」で高校2年生ながら日本人トップの3位に入るなど(優勝はテレサ・ルー)、アマチュア時代から活躍を見せていた永井花奈。16年にプロテストに合格すると、翌17年の「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー初優勝を飾り、本格ツアー参戦1年目にしてシード権を手にした。昨年からさらなるレベルアップを目指し、全英女子で6位に入った上田桃子や、小祝さくらなどを指導する辻村明志コーチに師事している。そんな永井のクラブセッティングを見てみよう。
肩出し&シースルー 黒ドレスで決める永井花奈【写真】
ドライバーは『RMX 120』の10.5度を使用している。永井のドライバーに対するこだわりについて、ヤマハゴルフのツアー担当、松下賢也氏に話を聞いた。「永井プロはドローヒッターなんですが、フェースの向きが少し左を向いているものを好みます。フェース面もしっかりと見えている方がドローをイメージしやすく、安心感があるようです」。ドローヒッターはつかまり過ぎを嫌うので、左に向いたヘッドを避ける傾向にあるが、永井はまったくの逆。自然とドローをイメージできて、弾道も上がりやすく見えるクラブの方が安心感があるのだろう。
シャフトは「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」から、グラファイトデザインの『Tour AD TP-5(R1)』をUSTマミヤの『AUGAg 4(S)』に変更した。松下氏は「永井プロは振れてるか、振れてないかによってシャフトを替えることがよくあります。そんなことをするのは永井プロぐらいですが…。AUGAに変更したのは、暖かくなって振れるようになってきたからだと思います。このシャフトは昨年の熊本(4月のKKT杯バンテリンレディス)でテストしてから、2か月ほど使っていて、本人は『振り感が良い』と言っています。イメージ通りのインパクトを迎えられているようです」と教えてくれた。
■アイアンは“コンボ”で止まる高さを求める
アイアンは7番と8番はポケットキャビティの『RMX 120』、9番とPWはセミキャビティの『RMX 020』と“コンボ”になっている。7番くらいからなら、すべて『RMX 020』でも問題ないと思うかもしれないが、永井は戦略的に考えている。
肩出し&シースルー 黒ドレスで決める永井花奈【写真】
ドライバーは『RMX 120』の10.5度を使用している。永井のドライバーに対するこだわりについて、ヤマハゴルフのツアー担当、松下賢也氏に話を聞いた。「永井プロはドローヒッターなんですが、フェースの向きが少し左を向いているものを好みます。フェース面もしっかりと見えている方がドローをイメージしやすく、安心感があるようです」。ドローヒッターはつかまり過ぎを嫌うので、左に向いたヘッドを避ける傾向にあるが、永井はまったくの逆。自然とドローをイメージできて、弾道も上がりやすく見えるクラブの方が安心感があるのだろう。
シャフトは「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」から、グラファイトデザインの『Tour AD TP-5(R1)』をUSTマミヤの『AUGAg 4(S)』に変更した。松下氏は「永井プロは振れてるか、振れてないかによってシャフトを替えることがよくあります。そんなことをするのは永井プロぐらいですが…。AUGAに変更したのは、暖かくなって振れるようになってきたからだと思います。このシャフトは昨年の熊本(4月のKKT杯バンテリンレディス)でテストしてから、2か月ほど使っていて、本人は『振り感が良い』と言っています。イメージ通りのインパクトを迎えられているようです」と教えてくれた。
■アイアンは“コンボ”で止まる高さを求める
アイアンは7番と8番はポケットキャビティの『RMX 120』、9番とPWはセミキャビティの『RMX 020』と“コンボ”になっている。7番くらいからなら、すべて『RMX 020』でも問題ないと思うかもしれないが、永井は戦略的に考えている。