予選落ちしていた試合で、吉本自身が問題視していたのがパット。スタッツを見ても、1ラウンドあたりの平均で「31.25」の102位(昨季は43位)とあれば苦労は伝わってくる。「ロングパットがショートすることが多かった」。この期間は、タッチを合わせるのに苦心していた。
そこで前戦の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」後に、指導を受ける中島敏雅コーチに見てもらい、ここを修正。すると「テークバックをしっかり上げてから打つ練習をしてきました。タッチが合えば4〜5mも入るかなと思えるようになった」と、感覚は戻りつつある。この日は4つあるパー5のうち、9、10、13番でバーディを奪ったが、この要因について「ショートアイアンがいいので、そうなっていると思います」と回答するほどショットに不安はない。“パットさえよければ”という状態が続いていた。
オフや新型コロナによる中止期間も、体力強化に加えてパットを含むグリーン周りの修練に励む毎日。それは、初優勝に向けて「パッティングが大事。決めるべきところで決めないと優勝はできない」という思いがあったからこその行動だった。この日のラウンド後も、強い日差しのなか練習グリーンで入念に球を転がした。ここが今後のカギとなる。
「去年に比べて『優勝したい』という気持ちは強くなっています。ただ勝つことを意識しながらプレーするのは難しい。なので、どうなるかは分からないけど、まずはプレーに集中できるようにしたいですね」。小樽で優勝カップを掲げるためには、ツアー屈指の高速グリーン攻略は避けて通ることができない。明日以降、天気が崩れる予報も出ているが、自信を取り戻しつつあるパットでチャンスを決めまくり、昨年あと一歩まで迫ってきていたタイトルをつかみとりたい。
そこで前戦の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」後に、指導を受ける中島敏雅コーチに見てもらい、ここを修正。すると「テークバックをしっかり上げてから打つ練習をしてきました。タッチが合えば4〜5mも入るかなと思えるようになった」と、感覚は戻りつつある。この日は4つあるパー5のうち、9、10、13番でバーディを奪ったが、この要因について「ショートアイアンがいいので、そうなっていると思います」と回答するほどショットに不安はない。“パットさえよければ”という状態が続いていた。
オフや新型コロナによる中止期間も、体力強化に加えてパットを含むグリーン周りの修練に励む毎日。それは、初優勝に向けて「パッティングが大事。決めるべきところで決めないと優勝はできない」という思いがあったからこその行動だった。この日のラウンド後も、強い日差しのなか練習グリーンで入念に球を転がした。ここが今後のカギとなる。
「去年に比べて『優勝したい』という気持ちは強くなっています。ただ勝つことを意識しながらプレーするのは難しい。なので、どうなるかは分からないけど、まずはプレーに集中できるようにしたいですね」。小樽で優勝カップを掲げるためには、ツアー屈指の高速グリーン攻略は避けて通ることができない。明日以降、天気が崩れる予報も出ているが、自信を取り戻しつつあるパットでチャンスを決めまくり、昨年あと一歩まで迫ってきていたタイトルをつかみとりたい。