<ニトリレディス 3日目◇29日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>
日本ツアーに現れた新たなニューヒロインは、ツアー屈指の難コースでもあっさりと勝ってしまうのか。「ニトリレディス」3日目、笹生優花は5バーディ・1ボギーの「68」とこの日も4つ伸ばしてトータル12アンダーで単独首位をキープ。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」に続く2試合連続優勝へ最高の位置につけた。
これが18番のセカンドショット!低く抑えた球でパーオン成功!【写真】
豪快なショットを武器に前半から5バーディを奪うプレーを見せた笹生だったが、この日のクライマックスは、2位と1打差で迎えた最終ホールだった。「今日はイマイチだった」というティショットがこのホールでも大きく曲がり林の中へ。「一番ピンチだった」と目の前の木がスタイミーで、かつピンまで167ヤードと距離もある。グリーンを狙うのには困難な状況だった。
そこでパワーだけでなく技も見せた。「木の下を行く感じで乗せよう」と7番アイアンで低く抑えられた球は、しっかりとグリーンをキャッチ。「ボギーになりそうなところをギリギリパーで抑えられた。あのセーブは大きかった」と意地のパーセーブで首位を堅守した。3日目の18番の難易度はツアー最高のパー4の16番に続く2番目(平均スコアは4.3387)。一歩間違えれば大事故につながる場面を攻撃的な守備でしのいだ。
豪快なゴルフに加え、軽井沢で優勝した時の赤いウェアも相まって“女タイガー”の異名を持つ19歳。この日も赤と黒とタイガーを彷彿とさせたが「洗濯の都合で(笑)」と照れ笑い。それでもプレーは本家顔負けだ。「(首位からのスタートは)いつもと違うプレッシャーがあると思いますが、そこをあまり考えずに昨日までのイメージでやりたい。自分に集中して楽しんでゴルフしたいですね」。すい星のごとく現れたパワーヒッターの勢いは、難関・小樽でも止まらない。
日本ツアーに現れた新たなニューヒロインは、ツアー屈指の難コースでもあっさりと勝ってしまうのか。「ニトリレディス」3日目、笹生優花は5バーディ・1ボギーの「68」とこの日も4つ伸ばしてトータル12アンダーで単独首位をキープ。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」に続く2試合連続優勝へ最高の位置につけた。
これが18番のセカンドショット!低く抑えた球でパーオン成功!【写真】
豪快なショットを武器に前半から5バーディを奪うプレーを見せた笹生だったが、この日のクライマックスは、2位と1打差で迎えた最終ホールだった。「今日はイマイチだった」というティショットがこのホールでも大きく曲がり林の中へ。「一番ピンチだった」と目の前の木がスタイミーで、かつピンまで167ヤードと距離もある。グリーンを狙うのには困難な状況だった。
そこでパワーだけでなく技も見せた。「木の下を行く感じで乗せよう」と7番アイアンで低く抑えられた球は、しっかりとグリーンをキャッチ。「ボギーになりそうなところをギリギリパーで抑えられた。あのセーブは大きかった」と意地のパーセーブで首位を堅守した。3日目の18番の難易度はツアー最高のパー4の16番に続く2番目(平均スコアは4.3387)。一歩間違えれば大事故につながる場面を攻撃的な守備でしのいだ。
豪快なゴルフに加え、軽井沢で優勝した時の赤いウェアも相まって“女タイガー”の異名を持つ19歳。この日も赤と黒とタイガーを彷彿とさせたが「洗濯の都合で(笑)」と照れ笑い。それでもプレーは本家顔負けだ。「(首位からのスタートは)いつもと違うプレッシャーがあると思いますが、そこをあまり考えずに昨日までのイメージでやりたい。自分に集中して楽しんでゴルフしたいですね」。すい星のごとく現れたパワーヒッターの勢いは、難関・小樽でも止まらない。