＜ニトリレディス 3日目◇29日◇小樽カントリー倶楽部（北海道）◇6695ヤード・パー72＞

昨年のプロテストに合格したルーキーの安田祐香は、ムービングデーを6バーディ・3ボギーの「69」にまとめ、スコアを3つ伸ばし、首位と7打差の7位タイで3日目を終えた。

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前半を終えてボギーなし、5バーディで首位を脅かす位置にまで浮上。「ショットがすごく良くなってきている。前半はかなり良かった。ドライバーも良くなっているけど、いちばんはアイアンショット。3〜4mのバーディチャンスにもついているので、そこがいい感じ」と、前半の好調ぶりがそのまま続くかに見えたが後半に暗転した。昨年まではパー4ながらバーディ賞が設けられていたほどの難ホールとして有名な16番ホールでダブルボギーを喫し、上位争いから後退した。

昨年大会ではアマチュアとして出場して4位の好成績を残した安田だが、3日目の同ホールでは雷による中断でリズムを崩して順位を落とした。今年も昨年と同様、セカンドを池に打ち込んでしまい、去年を再現する結果。「ミスショットはミスショット。ピン左サイドを狙ったんですけど、右に出てしまって。キャリーで届かず池に入ってしまった」と振り返った。

2年連続でワナにはまっている16番攻略へ。「去年も3日目に池に入れてしまった。明日はピンポジションが右奥だと思うので、フェアウェイに行っても（セカンドは）UTになる。左手前のアプローチでもいいかなと思うけど、どうやって打てばいいだろ？　池を回避して、奥のバンカーにも入らないように」。細心の注意でツアー屈指の難ホールを乗り切る構えだ。