＜ニトリレディス 最終日◇30日◇小樽カントリー倶楽部（北海道）◇6695ヤード・パー72＞

国内女子ツアー3戦目の「ニトリレディス」は、宮里藍、畑岡奈紗に続く笹生優花による10代での2試合連続優勝で閉幕。本大会で6位タイに入った大山志保も偉業を達成した19歳に賛辞を贈った。

大山志保も驚く笹生優花のドライバースイング【連続写真】

笹生について聞かれた大山は「素晴らしいと思います」と一言。「すごく落ち着いているし、ショットもパットもすべての面で技術力も高い。19歳に見えない風格というか…。若い選手が出てくるのは素晴らしいことだと思います」と、2006年の賞金女王も舌を巻くばかりだ。

一方で自身のプレーについては「こんなに上位で終われると思いませんでした。風と仲良くできました。いままでのいろいろな経験が生きていたなと思うし、ケガとか乗り越えて、メンタルも少しずつ強くなってきて、そういう面では成長できた部分も見られた」とコメント。とはいえ、まだまだ満足はしていない。「でも、喜んではいけないと思います。もったいないところもありましたし、自分の悪いミスが出たりする。一つひとつ解決して次につなげたい」と課題も挙げた。

そういう意味ではまだ成長中ですか、という質問に「まだまだ、まだまだです。気持ちは20代と変わらないです」と答えた43歳。勢いのある若手にもまだまだ負けるつもりはない。