「暑いときは体力も奪われるので過酷な部分はあります。でも、気温が高い方が球も飛んでくれますし、寒いと距離が予想できないときがあったり、長いホールは(飛ばなくて)きついときもあります。そういう点ではプレーしやすいところもあります」
一方でコーチである辻村明志(はるゆき)氏は、教え子の夏の強さについてこんな見方をしている。
「忍耐力が人の倍あるからではないでしょうか。それを作りだしているのが、普段から人に優しく自分に厳しい姿勢です。自分に対しての妥協のなさは、素晴らしいものがあります」
たとえプレーオフで敗れたときも、優勝した日も、やると決めたことは愚直なまでにやり続ける。そして、それを続けたことが自信になる。だから苦しい場面でも妥協することなく、ましてや諦めることはない。それらが過酷な状況ほど強みとなる。
また、こんな面でもアスリートとしての強さを感じるという。「よく食べて、よく練習して、よく寝る。だから夏場でも体力が落ちない。過酷な状況でもタフにできるのはそういった側面もあります」。夏場に体重が落ちて飛距離が落ちる女子プロは珍しくないが、小祝にはそういった心配がない。だから、ここ一番で踏ん張れるのだ。
前週の「ニトリレディス」で敗れた悔しさ、2年前に今回は優勝を勝ち取ったみずなみでプレーオフのすえに敗れた悔しさ。2つのリベンジを果たし、最高の形で臨む国内女子の今季メジャー初戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」は4日間とも30度を超す気温となる予報が出ている。つまり、それは“小祝日和”だ。(文・秋田義和)
一方でコーチである辻村明志(はるゆき)氏は、教え子の夏の強さについてこんな見方をしている。
「忍耐力が人の倍あるからではないでしょうか。それを作りだしているのが、普段から人に優しく自分に厳しい姿勢です。自分に対しての妥協のなさは、素晴らしいものがあります」
たとえプレーオフで敗れたときも、優勝した日も、やると決めたことは愚直なまでにやり続ける。そして、それを続けたことが自信になる。だから苦しい場面でも妥協することなく、ましてや諦めることはない。それらが過酷な状況ほど強みとなる。
また、こんな面でもアスリートとしての強さを感じるという。「よく食べて、よく練習して、よく寝る。だから夏場でも体力が落ちない。過酷な状況でもタフにできるのはそういった側面もあります」。夏場に体重が落ちて飛距離が落ちる女子プロは珍しくないが、小祝にはそういった心配がない。だから、ここ一番で踏ん張れるのだ。
前週の「ニトリレディス」で敗れた悔しさ、2年前に今回は優勝を勝ち取ったみずなみでプレーオフのすえに敗れた悔しさ。2つのリベンジを果たし、最高の形で臨む国内女子の今季メジャー初戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」は4日間とも30度を超す気温となる予報が出ている。つまり、それは“小祝日和”だ。(文・秋田義和)