それが結果として出たのが、ゴルフ5レディス。特に最終日は圧巻だった。3番からの連続バーディとなった4番の3m、3連続となった17番の3mといった7歩以内、そして8番で17m、15番では7mとロングパットもカップに届かせてベストスコアタイを叩き出した。
「流れを読み込むパットと切らないパットの両方とも決まっていました。その結果がトーナメントレコードであり、2位との6打差でした」
スタッツとしても成果は表れていた。ゴルフ5レディス3日間のパット数は3位タイ。そしてここまでの4試合のパーオンホールの平均パット数は5位(1.7416)と、昨年とは雲泥の差となっている。
それでも辻村氏は、まだまだといった様子。「今の時点で伸びしろの半分ぐらいです。中間点までたどり着いたかどうか。まだまだ上手くなる選手です」。師弟の飽くなき向上心は、さらなる高みを見据えている。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくら、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
「流れを読み込むパットと切らないパットの両方とも決まっていました。その結果がトーナメントレコードであり、2位との6打差でした」
スタッツとしても成果は表れていた。ゴルフ5レディス3日間のパット数は3位タイ。そしてここまでの4試合のパーオンホールの平均パット数は5位(1.7416)と、昨年とは雲泥の差となっている。
それでも辻村氏は、まだまだといった様子。「今の時点で伸びしろの半分ぐらいです。中間点までたどり着いたかどうか。まだまだ上手くなる選手です」。師弟の飽くなき向上心は、さらなる高みを見据えている。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくら、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。