＜サントリーレディスオープンゴルフトーナメント　初日＞◇9日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,499ヤード・パー72)

　兵庫県にある六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内女子ツアー「サントリーレディスオープン」の初日。先週の「リゾートトラストレディス」で今季初優勝を飾った横峯さくらは、4バーディ・3ボギーの1アンダー18位タイで初日を終えた。

藍、後半伸ばし2アンダー8位タイ！さくらは1アンダー18位タイ

　横峯は、出だしの10番でセカンドショットをベタピンにつけバーディ奪取。幸先の良いスタートを切ったかに思われた。しかし、15番で2メートルのパーパットを外すと、16番では3パットのボギー。さらに、17番パー3では左奥のバンカーから寄せきれず、3連続ボギーでスコアを落としてしまう。

　だが横峯は「15番は自分の思ったところに(パットが)打てていて、16番もカップに蹴られて、17番もラインを読みきれなかった。ストロークミスではないと思った」と3つスコアを落とした原因を冷静に分析。パッティングの際、ストローク自体に問題があったわけでなく、自分の思い通り打った結果がボギーになっただけと、気落ちすることなく後半を迎える。

　すると後半はリズムが一変。「“4日間のうちの9ホール”と気持ちを切り替えることができた」1番で5メートルを沈めてバーディを奪うと、2番では3メートル、3番では6メートルを沈めていきなり3連続バーディを奪取。出遅れを取り戻し1アンダーでホールアウトした。「ティショットがフェアウェイにいっていたので、もう少し(バーディ)を獲れたかなというのはありましたけど、初日としてはまずまずかな」とまだまだ余力は残している。首位とは4打差、2週連続優勝に向けて好位置だ。