＜サントリーレディスオープンゴルフトーナメント　初日＞◇9日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,499ヤード・パー72)

　国内女子ツアー「サントリーレディスオープン」は初日が終了。首位には5アンダーのリ・エスドとアン・ソンジュ。1打差の3位はイ・ジウと韓国勢が上位を占めた。

藍、3打差8位タイ発進！「納得のゴルフできた！」

　日本勢では前半で4つスコアを伸ばし、後半1ボギーとした上原彩子が3アンダー4位タイ。前田久仁子、茂木宏美、米山みどりも上原と同じ4位タイと好位置につけた。大会ホステスプロの宮里藍は前半を2オーバーで折り返すが、後半4つバーディを奪い2アンダー8位タイ。服部真夕、大山志保、有村智恵も宮里と同じ8位タイで初日を終えている。

　首位に立ったアンは「メジャーのような難しいコースで今日のゴルフは満足です。残り3日間調子を上げて、もっと良いゴルフをみなさんに見せたいです」と意気込みを語った。

　4位タイの上原は「前半はパットが入ってくれたので4アンダーでしたが、後半はフェアウェイを外したりして、それでリカバリーできずにボギー。何ホールかチャンスはあったけど、取れませんでいた」と後半スコアを伸ばしきれなかったことを悔やんだ。だが、「ショットもパットも今日は感じが良かった」と感触はつかんでいる様子。「ヨネックスレディス」「リゾートトラストレディス」と2週続けて好成績を上げているだけに、残り3日のプレーも期待できそうだ。