「飛距離に関してハンデはあるけど、それ以外でカバーできるのがゴルフのいいところ。私が活躍すれば、小さくてもゴルフはできるって、下の世代への説得力にもなるだろうし、ハンデではないと思ってます」。この信念でゴルフを続け、そしてプロにまでなった。「牛乳はむっちゃ飲みました」と笑うが、今はそれが個性にもなっている。
そんな小さな西村が、冠に『日本』とつくビッグタイトル獲得に前進した。20歳40日(最終日時点)での大会制覇なら、2014年に20歳128日で優勝した鈴木愛を抜く大会新記録。さらにツアー初優勝をメジャー大会で挙げると、昨年5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」の渋野日向子以来11人目の快挙となる。
まさに記録的勝利となるが、「これまで記録を気にして練習やプレーをしたことはありません。結果として残るのなら、という感じです」と、それが重荷になることもなさそうだ。とにかく残る1日も西村が考えるのは、「60台のラウンドをクリアできるように」ということだけ。そのために、最後までショートアイアンで果敢にピンを狙い続ける。(文・間宮輝憲)
そんな小さな西村が、冠に『日本』とつくビッグタイトル獲得に前進した。20歳40日(最終日時点)での大会制覇なら、2014年に20歳128日で優勝した鈴木愛を抜く大会新記録。さらにツアー初優勝をメジャー大会で挙げると、昨年5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」の渋野日向子以来11人目の快挙となる。
まさに記録的勝利となるが、「これまで記録を気にして練習やプレーをしたことはありません。結果として残るのなら、という感じです」と、それが重荷になることもなさそうだ。とにかく残る1日も西村が考えるのは、「60台のラウンドをクリアできるように」ということだけ。そのために、最後までショートアイアンで果敢にピンを狙い続ける。(文・間宮輝憲)