＜サントリーレディスオープンゴルフトーナメント　最終日＞◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,499ヤード・パー72)

　国内女子ツアー「サントリーレディスオープン」は、首位タイでスタートしたアン・ソンジュ(韓国)が3バーディ・1ボギーとスコアを2つ伸ばしてトータル14アンダーで優勝。今季の国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に続いて4日間競技を制した。

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　「前半はパットが入らなくてカップに嫌われているのかなと思ったが、最後まで集中力を切らさずにリズム良く終われました」と話したアン。同じ首位タイでスタートした有村智恵が前半でスコアを2つ伸ばして一歩リードされるが、12番ボギー直後の13番、14番で連続バーディを奪い有村に並んだ。

　勝負の行方は最終18番まで持ち込まれ、有村のティショットは右のラフへ。アンも左のラフに打ち込んでしまうが、有村はセカンドショットをグリーン手前のバンカーに入れてしまいボギー。「6番アイアンで打ったが、思ったより左に行ってしまった」というアンだったが、セカンドでしっかりグリーンをとらえて勝利をモノにした。

　アンはホールアウト後「今日は有村選手と混戦となり、彼女が良いプレーをしていてたので私も良いプレーができた」とコメント。「4日間大会は、3日間大会より1日多いからチャンスも来ると思って臨みました。優勝は素直に嬉しいです」と笑顔を見せた。