20、21年シーズンが統合され、イレギュラーなシーズンとなったが「賞金ランキングなども計算できないし、1勝するしかないと思っていた」と自分を奮い立たせながらプレー。「考えていたよりも早かったですね」と少々の驚きはあるが、これが努力の賜物といえる。「1勝目と2勝目のあいだが空いてしまったので、3勝目はもうちょっと早くできるように頑張りたい」。日本一の女子プロゴルファーとなったいま、目指すものはあくまでも謙虚に“次の1勝”と自分に言い聞かせる。
昨年は同学年で同郷・宮崎県出身の柏原明日架が初優勝から一気に2勝目まで飾り、同期の勝ち頭に立った。同じく同期にはここ数年はスランプにあえいでいるが、鳴り物入りでデビューした堀琴音もいる。柏原も堀もアマチュア時代からプロツアーで優勝争いに絡むなど派手な活躍をしていた一方で、どちらかといえば影が薄かった永峰。「負けないぞという気持ちはありましたが、それを見せたところでよくなるという感じはしなかった」と、ひたすら自分磨きに集中した。
「人が見ているところでも見ていないところでもコツコツやっていけば、優勝はできると思っていましたし、私より先に活躍する人がいなかったら努力もしなかったと思う。引っ張ってもらったなと思います」と同期、同世代の頑張りを励みに鍛錬を重ねてきた。
普段はニコニコ、ハキハキのイメージが強い。「感謝の気持ちを忘れないことも大事だし、人に迷惑をかけないことがいちばんのポリシー」。これを信条とし、謙虚な態度や姿勢を貫いてきた。そのご褒美が、日本一の栄冠だった。“普通の子”永峰。ナンバー1となったいま、今度は追われる立場となるが、それでも誰にも迷惑をかけず、感謝の気持ちを忘れず、ひたすらコツコツと次の勝利を目指していくのみだ。
昨年は同学年で同郷・宮崎県出身の柏原明日架が初優勝から一気に2勝目まで飾り、同期の勝ち頭に立った。同じく同期にはここ数年はスランプにあえいでいるが、鳴り物入りでデビューした堀琴音もいる。柏原も堀もアマチュア時代からプロツアーで優勝争いに絡むなど派手な活躍をしていた一方で、どちらかといえば影が薄かった永峰。「負けないぞという気持ちはありましたが、それを見せたところでよくなるという感じはしなかった」と、ひたすら自分磨きに集中した。
「人が見ているところでも見ていないところでもコツコツやっていけば、優勝はできると思っていましたし、私より先に活躍する人がいなかったら努力もしなかったと思う。引っ張ってもらったなと思います」と同期、同世代の頑張りを励みに鍛錬を重ねてきた。
普段はニコニコ、ハキハキのイメージが強い。「感謝の気持ちを忘れないことも大事だし、人に迷惑をかけないことがいちばんのポリシー」。これを信条とし、謙虚な態度や姿勢を貫いてきた。そのご褒美が、日本一の栄冠だった。“普通の子”永峰。ナンバー1となったいま、今度は追われる立場となるが、それでも誰にも迷惑をかけず、感謝の気持ちを忘れず、ひたすらコツコツと次の勝利を目指していくのみだ。