ですが、その喧騒のなかで本人が一番冷静だったように見えました。勝負を決めた18番の4mのバーディパットは「外すイメージがなかった」。前年の「樋口久子 Pontaレディス」で最終日最終組に入りながら後半でバーディを奪えなかった反省を生かし「小まめに水分と食事を補給しました」。今後については「まだ考えていません。これから両親と相談して決めたい」。出てくる言葉の1つ1つが17歳とは思えない、明瞭で聡明なものでした。
その後の畑岡プロの活躍はご存知の通り。スケールの大きいゴルフは日本にとどまらず、米ツアーでも遺憾なく発揮され、中心選手となりました。いま振り返ってみれば畑岡プロにとっては、歴史的な偉業も自分の夢への通過点だったのかもしれません。だからこそ、落ち着いて話せたのではないかと。
そんな日本女子オープンだけ見ても優勝、優勝、2位、優勝と圧倒的な成績を収めている畑岡プロは、今年は残念ながら欠場します。理由は翌週の海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場するためです。目指すはもちろん「海外メジャー制覇」。あれから4年。初めて女子オープンを制した17歳から掲げている目標を今年こそ達成してもらいたいです。(文・秋田義和)
その後の畑岡プロの活躍はご存知の通り。スケールの大きいゴルフは日本にとどまらず、米ツアーでも遺憾なく発揮され、中心選手となりました。いま振り返ってみれば畑岡プロにとっては、歴史的な偉業も自分の夢への通過点だったのかもしれません。だからこそ、落ち着いて話せたのではないかと。
そんな日本女子オープンだけ見ても優勝、優勝、2位、優勝と圧倒的な成績を収めている畑岡プロは、今年は残念ながら欠場します。理由は翌週の海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場するためです。目指すはもちろん「海外メジャー制覇」。あれから4年。初めて女子オープンを制した17歳から掲げている目標を今年こそ達成してもらいたいです。(文・秋田義和)