都市部と地方の感染拡大に対する意識は大きな温度差がある。職種によってもまったくちがう。まもなく東京が『Go To トラベル』キャンペーンの対象外でなくなる今になっても、帰省を断られた話は珍しくもない。土地によっては「県境を越えたら2週間は仕事を休むという不文律がある。有給を使うところもある」などという理不尽な話も聞く。飲食店や施設によっては都市部からの客を断る例もある。
そんな中で、プロスポーツの世界も、エンターテインメント業界も、何とか、ひとつひとつリアルで試合やイベントを行い、それを見てもらう方向で歩みを進めている。その裏に、ファンに支えられているという大事な現実がしっかりなければ、無観客でなくなった時に離れてしまうファンが出ることになる。新型コロナウイルス感染拡大防止は、すべての免罪符にはならない。「二度と行くもんか」と思われないためにも、ファンに対してはもっと心を砕かなければならないはずだ。(文・小川淳子)
そんな中で、プロスポーツの世界も、エンターテインメント業界も、何とか、ひとつひとつリアルで試合やイベントを行い、それを見てもらう方向で歩みを進めている。その裏に、ファンに支えられているという大事な現実がしっかりなければ、無観客でなくなった時に離れてしまうファンが出ることになる。新型コロナウイルス感染拡大防止は、すべての免罪符にはならない。「二度と行くもんか」と思われないためにも、ファンに対してはもっと心を砕かなければならないはずだ。(文・小川淳子)