「きっかけは片岡大育プロと一緒に回ったことでした。彼が使っていたクラブを振らせてもらったら良かったらしいです。その後、いろんなシャフトを試してみましょうとなって、秩父のテストセンターでフィッティングしました。一番合っていたのが、ドライバーと3番ウッドは『Tour AD VR-6』、アイアンでは『TourAD AD-85』でした」。森田は香川県出身、片岡は高知県出身で交流があったのだろう。それにしてもヘッドスピードが速い男子プロのクラブを振ってシャフトのフィーリングが良かったとは驚きだ。

昨年は賞金ランキング52位で、50位以内のシード権を惜しくも逃した森田だが、51〜55位に与えられる前半戦の出場権は確保した。クラブセッティングを大幅に変更した今季は、予選通過が1回だけと苦戦を強いられている。唯一決勝ラウンドに進んだ「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」では9位タイに入り、復調の気配もある。もともとパッティングが上手い森田だけに、ショットが噛み合えば、優勝争いに顔を出してくるだろう。

【森田遥のクラブセッティングと番手別飛距離】
1W：G410 PLUS　9度　Tour AD VR-6（S）　250y
3W：M GROILE　15度　Tour AD VR-6（S）　230y
3U：G400　19度　MCH 70（S）　190y
4U：G400　22度　MCH 70（S）　180y
5U：G400　26度　MCH 70（S）　170y
6I：N1-CB FORGED　TourAD AD-85（S）　160y
7I：N1-CB FORGED　TourAD AD-85（S）　150y
8I：N1-CB FORGED　TourAD AD-85（S）　140y
9I：N1-CB FORGED　TourAD AD-85（S）　130y
PW：N1-CB FORGED　TourAD AD-85（S）　120y
47度：TOUR WORLD TW-W　N.S.PRO 950GH（S）　110y
50度：TOUR WORLD TW-W　N.S.PRO 950GH（S）　100y
57度：TOUR WORLD TW-W　N.S.PRO 950GH（S）　80y
PT：PROTYPE iX ＃1