デスクT：「なるほど。そういわれると確かにそうだし、何度も優勝している選手も多いね」

記者A：「まさにそこなんです。東名カントリークラブはアップダウンがきつく、砲台グリーンも多いのが理由なのか、複数回優勝が多いのも特徴のひとつ。有村智恵、アン・ソンジュ（韓国）が3度、不動裕理が2度優勝しているんですね」

デスクT：「有村は確かすごい記録を出しているよね。えっと…」

記者A：「それくらいすぐ出ないとデスクとしていかがなものか。アルバトロス＆ホールインワン同日達成のことですよね。はい、まさにそこです。私が推すのは、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで4位、ニトリレディスで6位タイなど今季すでにトップ10に2度入っている有村です。思い出の舞台が32歳を後押しするのは間違いありません」

デスクT：「はい、そうでした。あとは諸見里しのぶがイーグルを含む8連続バーディなんて記録もあったね。それで、有村ひとりでいいのかな？」

記者A：「さすがにもうひとり選ばせてください。それは申ジエ（韓国）。正確なショットを武器にアップダウンや砲台グリーンのあるコースでの強さは言わずもがな。そうでないコースも強いんですけど…。まぁ、それは置いておいて、今大会がツアー復帰2試合目。試合勘も慣れつつ、疲れがまだ溜まっていない、いわゆる“叩き2戦目”という状態もいい」