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稲見萌寧がパーオン率1位に立てる理由 それはインパクト前後の“30cm”にあり【辻にぃ見聞】

稲見萌寧がパーオン率1位に立てる理由 それはインパクト前後の“30cm”にあり【辻にぃ見聞】

配信日時:2020年10月13日 12時02分

「稲見さんのスイングを見ていると、このインパクト部分でフェース面の管理がすごく徹底されている。つまりインパクトゾーンを、フェースがほぼスクエアといえる状態のまま抜けていきます。変にローテーションしてしまったり、あるいはコネてしまう選手であれば、パーオン率1位に立つことはできません。ここをスクエアに振れ、かつそれをいつでも再現できるスイングを身につけていることが、ショットの精度につながっていますね。繰り返しになりますが本当にフェース面の管理がうまいですし、ボールの前後30cmから逆算したスイング作りができています」

実は、このインパクトゾーンでフェース面を真っすぐキープさせたまま振り抜くというのは、稲見自身も重要視している部分だ。

以前、ショット練習の様子を取材した際、これから打つボールの周囲にティペグを刺したり、ボールのスリーブ箱や別のボールを配置し、これら“障害物”に当たらないようにスイングするという3Dドリルを教えてくれたことがあった。この効果を聞くと「テークバックの軌道とインパクトゾーンでのヘッドの通り道を確認するのが目的。フェースが真っすぐなままでないと、どこかにぶつかってしまいます」という答えが返ってきた。

■スイングのキレも増し増し!

さらに辻村氏は、インパクト後のフォロースルーにも稲見の強さの秘密を見出している。

「インパクト後、左ワキがしっかり締まったままフィニッシュまでもっていける。左ヒジが体の近くにある状態をキープし、そのままボディターンができています。例えば下からヘッドが入ってしまうような、インパクト手前で“誤作動”が生じると、どうしても左ワキの甘さや、左ヒジの抜けにつながってしまう。しかし稲見さんは、このヘッドの入り方が非常にいいので、“ほつれ”が起こることが少ないです」

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