それを踏まえて迎える今回の戦い。「今度最終組に入った時には守りに入るのはやめる」と考えもしたが、どうも今週それは難しそうだ。「このコースはちょっと難しい。グリーンも硬いのでガンガン攻めていける感じではない」。ということで「その辺りのメリハリはつけながらプレー出来たらと思います」と戦略を修正して臨む構えだ。

カギを握るのは伸ばしどころの見極め。「パー5で伸ばして耐えるところはしっかり耐えて60台を目指していきたい。差があるのであまり意識せず、自分のプレーに集中できたらと思います」。今大会のパー5は難易度こそ低いものの、ミスをすればボギーもあり得る。特に16番の2日間の平均スコアは5.0417とオーバーパーだ。そのあたりの駆け引きが重要となるだろう。まずは一番難易度が低い1番ホールでしっかりとバーディを奪って、大逆転への勢いをつけたい。