後半の出だし、10番ではカラーから5メートルを沈めてバーディを奪った渋野だが、それ以外ではミドルレンジのバーディパット、短いパーパットに苦戦した。「愛さんを見ればわかるんですけど」と前置きし、「ラインの読みとスピードのコントロールがまったくできていない」とパット女王との差を語った。
鈴木も決して本調子ではないが、決めるべきところは決めた。後半は10番こそボギーとしたが、11番では15メートル以上を沈め、しっかりとついたところでは決めきった。17番では6メートルの下りのパーパットもジャストタッチでカップイン。クロスハンドを取り入れるなど変化球も取り入れるが、基礎の部分が太いから立て直すことができる。
「去年はどうやって打っていたんだろうと比べてしまうし、でも比べてはいけない部分だし」。元々パッティングは好きではないと言うが、いまはまだ基礎固めの時期。破格の活躍を見せた2019年はすでに過去のこと。つらい時期は誰にも訪れる。この苦境を乗り越え、幹となる基礎をつくり上げたとき、渋野はもっと強くなり、鈴木を再び脅かす存在になる。(文・高桑均)
鈴木も決して本調子ではないが、決めるべきところは決めた。後半は10番こそボギーとしたが、11番では15メートル以上を沈め、しっかりとついたところでは決めきった。17番では6メートルの下りのパーパットもジャストタッチでカップイン。クロスハンドを取り入れるなど変化球も取り入れるが、基礎の部分が太いから立て直すことができる。
「去年はどうやって打っていたんだろうと比べてしまうし、でも比べてはいけない部分だし」。元々パッティングは好きではないと言うが、いまはまだ基礎固めの時期。破格の活躍を見せた2019年はすでに過去のこと。つらい時期は誰にも訪れる。この苦境を乗り越え、幹となる基礎をつくり上げたとき、渋野はもっと強くなり、鈴木を再び脅かす存在になる。(文・高桑均)