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ナイス“ボギー”に圧巻イーグル 畑岡奈紗は「まだ100%ではない」中で初の地元V圏内

ナイス“ボギー”に圧巻イーグル 畑岡奈紗は「まだ100%ではない」中で初の地元V圏内

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年11月7日 07時57分

TOTOジャパンクラシック 2日目◇7日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>

今年は日本ツアー単独開催として行われている「TOTOジャパンクラシック」は2日目の競技が終了。16位タイから出た畑岡奈紗は1イーグル・4バーディ・1ボギーの「67」とスコアを5つ伸ばし、トータル8アンダーの7位タイに浮上した。

日本ナンバー1 畑岡奈紗のドライバースイング【連続写真】

最初のパー5となった2番でバーディを先行させると、5番でも一つ伸ばして折り返し。12番パー5では残り216ヤードの2打目を左に曲げてOBとしたが、次の4打目を乗せて2パットの“OBバーディ”でナイスボギー。悪い流れのなかギリギリのところで踏ん張ると、14、16番とバーディ。さらに17番パー5では、ティショットを残り162ヤード地点まで運び、手前2メートルにつけて楽々イーグルを奪取。優勝戦線に名乗りを挙げた。

復調してきたとはいえ、「まだ100%ではない」。ティショットは「昨日の後半に気づいたのですが、ツマ先体重になりすぎていた。なので、右のカカトに重心を持ってきました。昨日と比べてフェアウェイに置けた」と改善されたが、「そこからアイアンを思うように打てないこともあったり、打ててもチャンスを決められない」とスコア以上に不満は残る。そのティショットも「まだ考えながらなので気持ち悪さは残っています。もう少し距離を稼ぎつつ、フェアウェイに置きたい」と満足とはいいがたい。

逆にいえば、まだまだ伸びしろということでもある。首位とは5打差。なにか一つきっかけをつかむことができれば、日本ツアーで7勝を挙げながら、いまだ届いていない地元・茨城での優勝が見えてくる。(文・秋田義和)

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