最終日に「66」を出しながらも、地元優勝に届かなかった畑岡は、両方を兼ね備えるタイプ。「今年はより球が飛んでいますね。笹生さんよりも飛んでいるホールもありました。やはり下半身の使い方が素晴らしい。地面をしっかり足で押して、その力をヘッドスピードに変えています。その体力・技術のレベルが相当高いですね。だから高くて飛ぶ球が打てる」とスイングを解説する。
それに加えてスピンコントロールも素晴らしい。初日の7番ホールでは同組の渋野日向子、原英莉花が手前から攻めていく中、奥のカラーからバックスピンをかけて5ヤード以上戻しピン横にピタリ。ピン手前から一辺倒に攻めるのではなく様々なバーディルートを探った。
「奥ピンに対して高さとスピンを出してランを出さずに止めたり、スピンや傾斜を使ったりできるのは、米ツアーで戦っている中でそういったピン位置、セッティングに慣れているからです。例えば球筋がドローだけで上から落とせない選手は右奥のピンを攻めるのは難しい。ジエさん、笹生さん同様、グリーンの4隅に打つ球筋、技術を持っているから、まだ6〜7割というショットの調子でも優勝争いに加われるのです」
また、すでにジエと畑岡は12月に行われる「全米女子オープン」の出場権を手にしている。笹生優花は確定ではないが、9日時点での世界ランキングでの出場が決定的だ。「全米女子オープンは、強い風の中で球を転がしていく全英女子オープンと違って、上から落とせる球の高さ、飛距離がより求められるメジャーです。今大会のプレーを見て、より2人の活躍が楽しみになりました」と敗れたが海外メジャーへの期待を感じされる2人のプレーだった。
■実力者ぞろいのなかでキラリと光ったプラチナ世代
3人以外にも昨年の賞金女王・鈴木愛、メジャー覇者のペ・ソンウ(韓国)らとともに前週の「樋口久子 三菱電機レディス」で初優勝を挙げた西村優菜も9位タイに入り、優勝翌週から早くもリーダーボードをにぎわせた。
それに加えてスピンコントロールも素晴らしい。初日の7番ホールでは同組の渋野日向子、原英莉花が手前から攻めていく中、奥のカラーからバックスピンをかけて5ヤード以上戻しピン横にピタリ。ピン手前から一辺倒に攻めるのではなく様々なバーディルートを探った。
「奥ピンに対して高さとスピンを出してランを出さずに止めたり、スピンや傾斜を使ったりできるのは、米ツアーで戦っている中でそういったピン位置、セッティングに慣れているからです。例えば球筋がドローだけで上から落とせない選手は右奥のピンを攻めるのは難しい。ジエさん、笹生さん同様、グリーンの4隅に打つ球筋、技術を持っているから、まだ6〜7割というショットの調子でも優勝争いに加われるのです」
また、すでにジエと畑岡は12月に行われる「全米女子オープン」の出場権を手にしている。笹生優花は確定ではないが、9日時点での世界ランキングでの出場が決定的だ。「全米女子オープンは、強い風の中で球を転がしていく全英女子オープンと違って、上から落とせる球の高さ、飛距離がより求められるメジャーです。今大会のプレーを見て、より2人の活躍が楽しみになりました」と敗れたが海外メジャーへの期待を感じされる2人のプレーだった。
■実力者ぞろいのなかでキラリと光ったプラチナ世代
3人以外にも昨年の賞金女王・鈴木愛、メジャー覇者のペ・ソンウ(韓国)らとともに前週の「樋口久子 三菱電機レディス」で初優勝を挙げた西村優菜も9位タイに入り、優勝翌週から早くもリーダーボードをにぎわせた。