この日の練習グリーンでも、一度アドレスを固めた後、わずかにハンドアップにしてヒール側を浮かしてからストロークに入る、という姿が見受けられた。平均パット数を見ると、パーオンホールでは昨年1.7582(2位)だったものが今年は1.8587(69位相当)に。1ラウンド当たりを見ても29.1144(5位)だったものが、今年は30.7143(73位相当)とともに落ち込んでいるだけに、今後に向け、昨年強みしていた部分の復調はやはり急務となる。
パット不振の改善は続くが、そのなかにも明るい材料もある。「先週の自分のコメントがパッティングに関することばかりでしたが、プラスのことを考えるとショットはすごくよかった。チャンスにもついていたし、“今年一”よかったんじゃないかなという手応えはありました」。イン9ホールを回った開幕前日の練習ラウンドでも、ティショットはことごとくフェアウェイをとらえるなど、ここは好調を維持している印象だ。
「1年に1度しかない誕生日ウィークなので、いつもより楽しみたいですね」。 大会最終日の11月15日は渋野にとって22歳になる特別な日でもある。その日をハッピーバースデーとして笑顔で迎えるためのカギは、やはりグリーン上にありそうだ。(文・間宮輝憲)
パット不振の改善は続くが、そのなかにも明るい材料もある。「先週の自分のコメントがパッティングに関することばかりでしたが、プラスのことを考えるとショットはすごくよかった。チャンスにもついていたし、“今年一”よかったんじゃないかなという手応えはありました」。イン9ホールを回った開幕前日の練習ラウンドでも、ティショットはことごとくフェアウェイをとらえるなど、ここは好調を維持している印象だ。
「1年に1度しかない誕生日ウィークなので、いつもより楽しみたいですね」。 大会最終日の11月15日は渋野にとって22歳になる特別な日でもある。その日をハッピーバースデーとして笑顔で迎えるためのカギは、やはりグリーン上にありそうだ。(文・間宮輝憲)