＜大王製紙エリエールレディス　2日目◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山（愛媛県）◇6545ヤード・パー71＞

3試合前の「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー初優勝を挙げたルーキー・西村優菜が「大王製紙エリエールレディス」でも2日目を終えてトータル7アンダーで首位タイターン。早くも2つ目のタイトルが視界に入ってきた。

西村優菜がトロフィーにキッス【写真】

首位タイから出た西村は3番パー3でティショットをベタピンにつけてバーディを先行させると6番でもピンに絡めてスコアを伸ばす。その後バーディ1つ、ボギー2つののちに迎えた17番では、前の木が気になる残り95ヤードの3打目が池に入ったが、中の硬い部分に当たり淵に飛び出しパーをセーブ。運も味方して最高の位置につけた。

同じく首位タイで並ぶのは1歳年下の笹生優花、そして勝みなみと並ぶ1打差3位につけているのは同級生の古江彩佳と同世代が上位に名を連ねている。若さあふれる首位争いを「同世代で優勝争いをできるのは刺激になるし、一緒に戦ってきた選手たちとこういった位置でプレーできるのはとてもうれしいです」と歓迎した。

笹生、古江ともに、今季2勝。絶好調の2人に競り勝つためにも、まずはムービングデーに頭一つ抜け出したい。（文・秋田義和）