今回の優勝は日本女子オープンの時とは異なる1勝だったという。「あの時はショットに自信を持って臨めた。でも今週はまったくショットが信頼できなかった。スタート前もどうなるか不安でした」。だがその“不安”をパットとアプローチでカバーした。難しいコーライグリーンで4日間の平均パット数は『29』と上位。最終日の15番では砲台グリーン下に落ちたピンまで20ヤードのアプローチをフワリと50センチまで寄せ、ピンチをしのいだ。
代名詞のドライバー、そして自らが「一番の武器」と語るアイアンが本調子ではないなかトップを守り続け、本人も「今までの自分とは全然違うプレー。『誰がプレーしているんだ?』って思ったくらいです」と思わず客観視してしまうほど。ただ確実にプレーの幅は広がっていた。
「自分のゴルフ人生にとって大きな第1歩を踏み出せた。賞金女王争いにもつながるし、将来的に海外で戦いたい思いもあるので、そこに向けての自信にもなりますね」
通算3勝のうち、メジャーでの優勝が2つ。さらにその1つが4日間単独トップを守り続けた正真正銘の完全優勝となった。12月10日からは海外メジャー「全米女子オープン」が待っている。「今の自分でも戦えるように、日々勝負強さを磨いていきたいですね」。一躍“日本のメジャー女”となった原が、自信を持って米国のメジャーへと渡る。(文・間宮輝憲)
代名詞のドライバー、そして自らが「一番の武器」と語るアイアンが本調子ではないなかトップを守り続け、本人も「今までの自分とは全然違うプレー。『誰がプレーしているんだ?』って思ったくらいです」と思わず客観視してしまうほど。ただ確実にプレーの幅は広がっていた。
「自分のゴルフ人生にとって大きな第1歩を踏み出せた。賞金女王争いにもつながるし、将来的に海外で戦いたい思いもあるので、そこに向けての自信にもなりますね」
通算3勝のうち、メジャーでの優勝が2つ。さらにその1つが4日間単独トップを守り続けた正真正銘の完全優勝となった。12月10日からは海外メジャー「全米女子オープン」が待っている。「今の自分でも戦えるように、日々勝負強さを磨いていきたいですね」。一躍“日本のメジャー女”となった原が、自信を持って米国のメジャーへと渡る。(文・間宮輝憲)