さらに、その生活のなかでこんな心境の変化も訪れた。「やるべきことは、目標、目的をもって毎日を過ごすこと。それしかできない」。その“目標・目的”の1つが「緊張感があるなかでスイングを直す」ことだった。これを達成するためには試合に出るしかない。ツアーが再開された後、積極的にステップに出場する原の姿があった。これが08年のプロ転向から初めてとなる下部ツアー参戦だった。
レギュラーツアーには、9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」まで4試合に出場。今季開幕戦となった6月の「アース・モンダミンカップ」で44位タイになったが、ほかの3試合は予選落ちを喫した。だが選手権後に行われ、ステップ初出場となった「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」では、最後に敗れたもののプレーオフまで進み優勝争いを繰り広げた。
「最後の1カ月間は思いっきりプレーできました」。この話を聞いた時は、まだ増枠予選会を受ける前だったが、明るい表情から出てくる言葉の節々に21年への手応えを感じさせた。ここからは来年の第1回リランキングを突破し、その後の出場権を確定させることをまずは目指していく。「レギュラーで活躍できるように準備したいですね」。もちろん一番強く頭に描いているのは、2015年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来となるツアー3勝目を挙げる自分の姿だ。
レギュラーツアーには、9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」まで4試合に出場。今季開幕戦となった6月の「アース・モンダミンカップ」で44位タイになったが、ほかの3試合は予選落ちを喫した。だが選手権後に行われ、ステップ初出場となった「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」では、最後に敗れたもののプレーオフまで進み優勝争いを繰り広げた。
「最後の1カ月間は思いっきりプレーできました」。この話を聞いた時は、まだ増枠予選会を受ける前だったが、明るい表情から出てくる言葉の節々に21年への手応えを感じさせた。ここからは来年の第1回リランキングを突破し、その後の出場権を確定させることをまずは目指していく。「レギュラーで活躍できるように準備したいですね」。もちろん一番強く頭に描いているのは、2015年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来となるツアー3勝目を挙げる自分の姿だ。