平均ストローク・・・★★★★★
順位としての成績はもちろん、西村さんはスタッツも目を見張るものがあります。平均ストローク「71.0917」は素晴らしいの一言です。
西村さんは私(152センチ)と同じくらいの身長ですが、親近感というよりは尊敬していますね。何度か生で見ましたが、私がツアーに出ていた時と飛距離はそんなに変わらない気がするんです。だからこそ、よりすごみを感じます。スタッツを見てもパーオン率(71.7054、16位)も高いし、パーオンホールの平均パット(1.7676、4位)も上位。グリーンを外さずにパターが入ったら、それはバーディがいっぱい獲れますよね(笑)。強いという何よりの証拠です。
パッティング・・・★★★★★
全てのレベルが高い西村さんですが、なかでもパッティングが素晴らしい。最近の若い選手たちはパッティングがすごく上手でストロークもキレイですが、西村さんは特に素晴らしいと感じます。これはYouTubeなどの動画共有サービスができた影響も大きいと思います。トッププロのスイング、ストロークをいつでも手軽に、さらにスローでも見られる。参考にできるようになったから、ストロークのかたちがキレイになり、そうなれば必然的にカップインの確率も高くなる。そういったことをジュニア時代からやれているというのもあると思います。
ギア選び・・・★★★★★
優勝翌週にパターを替えたのもルーキーっぽくないですよね。自分のパッティングに自信がある証拠だと思います。もちろん人によると思います。例えば不動さんならどのコースでもパターを替えない。だけど、申ジエさん、鈴木愛さんは頻繁とはいえないけど結構替えますよね。うまい人はタイプによると思いますが、自信がない人のほうがあまりパターを替えたがらない。私もそうです。一度信頼関係を築けたパターは替えるのが怖くなる。でも、自信がある人は色々替えても大丈夫。なぜならストロークに自信があるからです。こういった考え方、ギア選びはすごいですよね。新人っぽくない。ツアーで5年くらい第一線でやっている選手のような余裕を感じます。
大江香織(おおえ・かおり)/1990年4月5日生まれ、山形県出身。通算3勝。153cmと小柄ながら体全体を大きく使ったスイングで8年連続シードを保持するなど、息の長い選手として活躍。2019年にツアー撤退を表明、「ツアーを撤退するプロに“大江が生きているから撤退しても大丈夫”と思ってもらえるように、色々活動できたら」と2020年からは新たなかたちでゴルフに携わっている。
順位としての成績はもちろん、西村さんはスタッツも目を見張るものがあります。平均ストローク「71.0917」は素晴らしいの一言です。
西村さんは私(152センチ)と同じくらいの身長ですが、親近感というよりは尊敬していますね。何度か生で見ましたが、私がツアーに出ていた時と飛距離はそんなに変わらない気がするんです。だからこそ、よりすごみを感じます。スタッツを見てもパーオン率(71.7054、16位)も高いし、パーオンホールの平均パット(1.7676、4位)も上位。グリーンを外さずにパターが入ったら、それはバーディがいっぱい獲れますよね(笑)。強いという何よりの証拠です。
パッティング・・・★★★★★
全てのレベルが高い西村さんですが、なかでもパッティングが素晴らしい。最近の若い選手たちはパッティングがすごく上手でストロークもキレイですが、西村さんは特に素晴らしいと感じます。これはYouTubeなどの動画共有サービスができた影響も大きいと思います。トッププロのスイング、ストロークをいつでも手軽に、さらにスローでも見られる。参考にできるようになったから、ストロークのかたちがキレイになり、そうなれば必然的にカップインの確率も高くなる。そういったことをジュニア時代からやれているというのもあると思います。
ギア選び・・・★★★★★
優勝翌週にパターを替えたのもルーキーっぽくないですよね。自分のパッティングに自信がある証拠だと思います。もちろん人によると思います。例えば不動さんならどのコースでもパターを替えない。だけど、申ジエさん、鈴木愛さんは頻繁とはいえないけど結構替えますよね。うまい人はタイプによると思いますが、自信がない人のほうがあまりパターを替えたがらない。私もそうです。一度信頼関係を築けたパターは替えるのが怖くなる。でも、自信がある人は色々替えても大丈夫。なぜならストロークに自信があるからです。こういった考え方、ギア選びはすごいですよね。新人っぽくない。ツアーで5年くらい第一線でやっている選手のような余裕を感じます。
大江香織(おおえ・かおり)/1990年4月5日生まれ、山形県出身。通算3勝。153cmと小柄ながら体全体を大きく使ったスイングで8年連続シードを保持するなど、息の長い選手として活躍。2019年にツアー撤退を表明、「ツアーを撤退するプロに“大江が生きているから撤退しても大丈夫”と思ってもらえるように、色々活動できたら」と2020年からは新たなかたちでゴルフに携わっている。