■想定される“リシャッフル”の時期はいつ?
次に、シード選手の権利保障大会について。19年に賞金シードを獲得した選手にとって、20年の全試合が開催されていれば、本来出場できるはずだった権利保障大会は34試合。その数に基づき統合シーズンでも、20年の11試合と21年の23試合が保障される。そして、この“権利保障”の期間が終わった段階で行われるのがリシャッフルだ。
そもそも、なぜリシャッフルを行う必要があるのか? 19年に賞金シードを獲得した選手が、“通年出場できる”というルールにのっとり、仮に20年の権利保障大会11試合に加え、21年の権利保障大会34試合にも出場できるとなると、その合計は45試合となる。
さすがに19年の成績によってこれだけの出場が保証されるのは“不公平”と言える。そのため、「公平性の観点から100%を大きく超えて保証することはしない」としたJLPGAが考え出したのがリシャッフルというルールだ。リランキングの対象がシード選手以外であるのに対して、リシャッフルはシード選手も対象となる。
リシャッフルは、それまでの獲得賞金によって出場優先順位が入れ替わるもので、考え方はリランキングと同じ。現時点で20-21年シーズンにフル参戦できるのは、当該シーズンの優勝者と永久シード選手。つまり、19年にシード選手となった選手たちや、公式戦優勝、賞金ランキング1位などで複数年シードを持つ選手でも、このリシャッフルにかけられる。
今後の情勢による中止大会などがなく、試合がスケジュールどおりに進めば、21年8月ごろにリシャッフルが行われる可能性が高い。
次に、シード選手の権利保障大会について。19年に賞金シードを獲得した選手にとって、20年の全試合が開催されていれば、本来出場できるはずだった権利保障大会は34試合。その数に基づき統合シーズンでも、20年の11試合と21年の23試合が保障される。そして、この“権利保障”の期間が終わった段階で行われるのがリシャッフルだ。
そもそも、なぜリシャッフルを行う必要があるのか? 19年に賞金シードを獲得した選手が、“通年出場できる”というルールにのっとり、仮に20年の権利保障大会11試合に加え、21年の権利保障大会34試合にも出場できるとなると、その合計は45試合となる。
さすがに19年の成績によってこれだけの出場が保証されるのは“不公平”と言える。そのため、「公平性の観点から100%を大きく超えて保証することはしない」としたJLPGAが考え出したのがリシャッフルというルールだ。リランキングの対象がシード選手以外であるのに対して、リシャッフルはシード選手も対象となる。
リシャッフルは、それまでの獲得賞金によって出場優先順位が入れ替わるもので、考え方はリランキングと同じ。現時点で20-21年シーズンにフル参戦できるのは、当該シーズンの優勝者と永久シード選手。つまり、19年にシード選手となった選手たちや、公式戦優勝、賞金ランキング1位などで複数年シードを持つ選手でも、このリシャッフルにかけられる。
今後の情勢による中止大会などがなく、試合がスケジュールどおりに進めば、21年8月ごろにリシャッフルが行われる可能性が高い。