24日、兵庫県にある六甲国際ゴルフ倶楽部で行われた『SUNTORY presents 宮里藍 スペシャル ジュニアゴルファーレッスン』に参加した宮里藍が、「全米女子オープン」で4位に入った同じサントリー所属の渋野日向子について語った。

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現役時代、宮里が一番勝ちたいと意欲を燃やしていた大舞台。そこで活躍した同じ所属先の後輩を「対応力が素晴らしい」と称賛した。「今年の序盤はあまり調子が上がっていないように見えました。そこから米ツアーを経て、日本の数試合でしっかりアジャストして全米女子に出た。その対応力の早さ、課題とか自分の状況を整理できていたと思う。切り替え方が素晴らしいし、割り切ったことが結果につながったと思う」と賛辞を贈った。

また「最後は運がなかったかな」とも。「（最終ラウンドが）順延じゃなければ勝っていたと思います。1日延期になって急に寒くなった。気温が下がると体を反応させるのが難しくなる」と分析。「でも、また巡ってくると思いますよ」と次なる機会はすぐに来るとみている。

渋野へのアドバイスは？　と質問され、「助言はなにもないですよ（笑）」とすごさを知っているからこそのコメントも。「渋野さんは渋野さんでアメリカツアーとオリンピックと目標がハッキリしている。そこに向かって必要な感覚も持ち合わせています。対応力は選手に不可欠。あとは渋野さんらしさはすごくすてきなので、その流れで来シーズンも頑張ってもらいたいですね」とエールを送った。