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渋野日向子、全米制覇の可能性 そして日本勢の躍進【岡本綾子に聞く女子ツアー】

渋野日向子、全米制覇の可能性 そして日本勢の躍進【岡本綾子に聞く女子ツアー】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年1月3日 12時00分

カップの周り360度の中で、読みやすくて打ちやすく、入る確率が一番高いラインというのが必ずあるものです。優勝したキム選手も、2位タイとなったコ・ジンヨン選手も、ピン位置を振って来るUSGA(全米ゴルフ協会)の難しいセッティングの中でも、必ずそのラインに打つプレーをし続けていました。高いボールでスピンをかける、かけないという狙い方ではなく、スピンを殺して手前からコロコロ転がすようにする計算されたショットは、本当に見応えがありました。

渋野選手に関して言えば、全英優勝の時よりショットの精度が上がり、下りのアプローチもかなり上手になっていたのは感じました。けれどもやっぱり、グリーンには乗るけれども、難しいラインにつけてしまうことが1ラウンドに2〜3ホールは見られました。そうなると、3パットしてボギーの確率が出てきてしまう。そうでなくても、バーディは取れない。1ラウンドに2〜3回なら4日間にすればずいぶんの回数になり、大きく響いてきます。

私はテレビ解説をしていたので、オンエアにならない映像もたくさん見ました。名前も知らないような選手も含めて、同じホールをプレーする様子を何十人も見て、カップ回りの360度のうち、一番入るラインがわかる。そこで改めて感じるのは『ショットの精度=攻め方』なんだな、ということでした。練習ラウンドでコースをチェックした後、コンディションに応じた攻め方で一番確率の高いラインを狙う。そのために、スライスをかけたりフックをかけたり、高いボールを打ったり低いボールを打ったりできると、ゴルフはもっと楽しくなります。メジャーの舞台での優勝争いから、そんなことがわかると、可能性はもっと広がるでしょう。

それにしても、今回、2つのコースで予選ラウンドを行ったのは画期的でしたね。陽の短い12月の開催でも、156人を出場させてトーナメントとしてしっかりやる、というUSGAの姿勢がハッキリと伝わってきました。JGA(日本ゴルフ協会)にはない発想でしょう。

聞き手・小川淳子

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