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2021年はツアー主催で試合をするチャンス!?【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

2021年はツアー主催で試合をするチャンス!?【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年1月5日 19時14分

交渉によって元々の主催者が、特別協賛のメインスポンサーになってくれるのなら、大会名称はXレディースのままでいい。主催者はツアーになり、賞金額が変わったり、他のスポンサーがついたり、場合によっては開催コースが変わるかもしれないが、無事、試合ができる。ギャラリーを入れて“興行”としてきっちり収入も得る。念願の放映権料についても、自分たちで交渉して取れるかどうか試してみればいい。ネット配信についても同様だ。

感染拡大リスクを最小限に抑えるのは当然のこと。賞金の規模が小さくなったり、ギャラリー数を制限したりするのはやむを得ない。それでも、試合がないよりはあったほうがいいのだから。それでいくつ試合が行えるのか。JLPGAの力を示したり、試したりしながら、既存のシステムを抜け出すには、一番いい方法だ。

さらにリスクを減らしたいのなら、宿泊施設と食事をする場所のあるコースで試合を開催することを考えればいい。日本ではかなり限られるが、それでもリゾート地のコースなどなら不可能ではない。

こんな風に書くと「これまでの権利があるから」とか「お金が足りない」「スタッフが足りない」など、できない理由がたくさん出て来て「机上の空論だ」という声が必ず聞こえて来る。それを、主催企業や広告代理店、テレビ局、運営会社などが言うのならわかるが、ツアーが目指す方向性はそこではないのか。

主催権も放映権も手に入れようとしている今、この状況を逆手に取れなくてどうする。ウイルス感染拡大防止を理由に、主催者が試合をできなかったり無観客にするのなら、自分たちで職場をつくる。ツアーが責任を持ってそれができるなら、主催権も放映権も、自然に手に入れることができるだろう。

3月開幕予定の女子ツアーは、観客を入れる方向で準備を進めていた試合がいくつかある。だが、状況が大きく変わった今、それもどうなるかわからない。だったら、ツアーが先手を打つのはどうだろう。覚悟を決めてその方向性を打ち出すことで、様々な道が開けるのだが。そこまで腹はくくれないのだろうか。(文・小川淳子)

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