こんな風に生涯、付き合っていけるのが、ゴルフというスポーツの良さだ。スッパリとゴルフから離れて“第二の人生”を歩むのも悪くはないが、どっぷりでも、そうでなくとも人生の一部として付き合っていけるのがゴルフ。子供ができたら、プロにするためにではなく、教育のためにゴルフをさせるのもいい。ビジネスの相手とゴルフをするのは、ごく当たり前のことなのだから。
女子の場合、ツアーを目指そうとする年齢がどんどん低くなり、ゴルフのために何もかも犠牲にして育つケースも少なくない。自分がやりたくて始めたのならまだいいが、保護者に強要された場合などは「早く稼いでやめたい」と、感じることもあるようだ。だが、それでも、横峯のように「今が一番ゴルフが好き」と、気持ちが変わることも少なくない。自分の意志でプレーをし、自分のしたいように生きるようになれば、そう感じられるのかもしれない。
取材の中で多くの場合、ゴルフの目標だけでなく、人生の目標についても尋ねるようにしている。千差万別。だが、最近は「子供を産んでもツアーに出たい」という答えも、少しずつ増えている。様々な可能性を秘めた20歳が、この先、どんなふうに成長していく姿を見せてくれるのか。あっという間に流れていく歳月の中、それを見せてもらいたいと思う。
成人、おめでとうございます。
10年後、みなさんがどんな30歳になっているのか楽しみにしています。(文・小川淳子)
女子の場合、ツアーを目指そうとする年齢がどんどん低くなり、ゴルフのために何もかも犠牲にして育つケースも少なくない。自分がやりたくて始めたのならまだいいが、保護者に強要された場合などは「早く稼いでやめたい」と、感じることもあるようだ。だが、それでも、横峯のように「今が一番ゴルフが好き」と、気持ちが変わることも少なくない。自分の意志でプレーをし、自分のしたいように生きるようになれば、そう感じられるのかもしれない。
取材の中で多くの場合、ゴルフの目標だけでなく、人生の目標についても尋ねるようにしている。千差万別。だが、最近は「子供を産んでもツアーに出たい」という答えも、少しずつ増えている。様々な可能性を秘めた20歳が、この先、どんなふうに成長していく姿を見せてくれるのか。あっという間に流れていく歳月の中、それを見せてもらいたいと思う。
成人、おめでとうございます。
10年後、みなさんがどんな30歳になっているのか楽しみにしています。(文・小川淳子)