3月4日から行われる「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける2021年の国内女子ツアー。だが、今年は例年にない特別なことが多い年。ということで「21年の女子ツアーで知っておきたいこと」を予習・復習しておこう。今回は「シーズンが統合したことによる記録」について。
今よりもあどけない?2015年のイ・ボミのドレス姿
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、20年、21年の統合となったことで、1シーズンとしては最多の52試合(予定)、賞金総額58億7250万円となった今シーズン。例年にないシーズンとなる。
そこで気になるのが各種記録。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は「20-21シーズンは公式なシーズンですので、そこで達成された記録は公式なものとして残ります」と参考記録ではなく正式記録にするとしており、いくつもの記録が大幅に塗り替えられる可能性が出てきた。
まずはシーズン獲得賞金。現在の記録はイ・ボミ(韓国)が2015年に記録した2億3049万7057円だが、21年の賞金総額は41億4000万円(さらに1試合増える可能性あり)と歴代最多。さらには現在の賞金ランキング1位の笹生優花は9389万1170円、2位の古江彩佳が9050万2992円をすでに稼いでおり、2人が年間を通して20年並みの活躍を見せられれば記録更新となる可能性は高そうだ。2人以外にも4500万円以上稼いでいる選手は6人おり、複数人がボミの記録を抜くこともないとは言えない。
では、シーズン最多勝はどうか。こちらは03年に不動裕理が挙げた10勝が記録となっている。これに並ぶためには昨年最多の勝利を挙げた古江でも21年に7勝を挙げる必要があるため可能性は高いとは言えないだろう。ちなみに不動が10勝を挙げた03年シーズンは年間30試合。改めてレジェンドのすごさが分かる。
今よりもあどけない?2015年のイ・ボミのドレス姿
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、20年、21年の統合となったことで、1シーズンとしては最多の52試合(予定)、賞金総額58億7250万円となった今シーズン。例年にないシーズンとなる。
そこで気になるのが各種記録。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は「20-21シーズンは公式なシーズンですので、そこで達成された記録は公式なものとして残ります」と参考記録ではなく正式記録にするとしており、いくつもの記録が大幅に塗り替えられる可能性が出てきた。
まずはシーズン獲得賞金。現在の記録はイ・ボミ(韓国)が2015年に記録した2億3049万7057円だが、21年の賞金総額は41億4000万円(さらに1試合増える可能性あり)と歴代最多。さらには現在の賞金ランキング1位の笹生優花は9389万1170円、2位の古江彩佳が9050万2992円をすでに稼いでおり、2人が年間を通して20年並みの活躍を見せられれば記録更新となる可能性は高そうだ。2人以外にも4500万円以上稼いでいる選手は6人おり、複数人がボミの記録を抜くこともないとは言えない。
では、シーズン最多勝はどうか。こちらは03年に不動裕理が挙げた10勝が記録となっている。これに並ぶためには昨年最多の勝利を挙げた古江でも21年に7勝を挙げる必要があるため可能性は高いとは言えないだろう。ちなみに不動が10勝を挙げた03年シーズンは年間30試合。改めてレジェンドのすごさが分かる。