昨年、女子ツアーに彗星のごとく現れ、圧倒的な飛距離を武器に2勝を挙げた笹生優花。飛んで曲がらないドライバーの秘訣はどこにあるのだろうか? 笹生が登場するゴルフ雑誌ALBA814号(2月10日発売)では「右に傾けた軸をキープして打っている」と本人は話している。軸を右に傾けることで、ヘッドを低い位置から入れることができて、インパクトゾーンが長くなる。誌面の中身をもっと詳しく見てみよう。
笹生優花のレッスンが載っているALBA814号の購入はこちらへ
「私がドライバースイングでいつも気を付けているのは、頭を残そうとしないこと。頭を無理に残すと、急激にリストが返って引っかけが出ます」と、意外な答えが返ってきた。笹生は父親と二人三脚で世界の飛ばし屋、ローリー・マキロイ(北アイルランド)をモデルにスイングを作り上げた。マキロイ同様にインパクトでは背骨が右に傾き、頭はだいぶ右に残っている。
ここで笹生が伝えたいのは、“顔の向きまで残さない”ということ。「ドライバーでもアイアンでも、切り返し以降は『顔』と『上体』も一緒に回転していくイメージで振っています。そうすると、背骨を右に傾けた姿勢をキープできて、腕と体が同調するんです。適度なフェースターンで球がつかまり、振り抜きもスムーズに。フォローも大きくなります」。
笹生のドライバーの連続写真を見てみると、確かに『顔』も一緒に左に回っていく。「頭を無理に残さない」と言った意味もわかる。
しかし、一般ゴルファーは『頭を右に残しすぎる』ことよりも、ボールを打ちにいって『頭が左に動きすぎる』悩みのほうが多いだろう。笹生は「インパクトでは、右耳がスタンスの真ん中あたりを向くイメージ打っています。右耳を下に向けておけば、自然に軸を右に傾けた姿勢が作れるんです」と話している。
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「私がドライバースイングでいつも気を付けているのは、頭を残そうとしないこと。頭を無理に残すと、急激にリストが返って引っかけが出ます」と、意外な答えが返ってきた。笹生は父親と二人三脚で世界の飛ばし屋、ローリー・マキロイ(北アイルランド)をモデルにスイングを作り上げた。マキロイ同様にインパクトでは背骨が右に傾き、頭はだいぶ右に残っている。
ここで笹生が伝えたいのは、“顔の向きまで残さない”ということ。「ドライバーでもアイアンでも、切り返し以降は『顔』と『上体』も一緒に回転していくイメージで振っています。そうすると、背骨を右に傾けた姿勢をキープできて、腕と体が同調するんです。適度なフェースターンで球がつかまり、振り抜きもスムーズに。フォローも大きくなります」。
笹生のドライバーの連続写真を見てみると、確かに『顔』も一緒に左に回っていく。「頭を無理に残さない」と言った意味もわかる。
しかし、一般ゴルファーは『頭を右に残しすぎる』ことよりも、ボールを打ちにいって『頭が左に動きすぎる』悩みのほうが多いだろう。笹生は「インパクトでは、右耳がスタンスの真ん中あたりを向くイメージ打っています。右耳を下に向けておけば、自然に軸を右に傾けた姿勢が作れるんです」と話している。