昨年「日本女子オープン」、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」とメジャー2勝を挙げた原英莉花。“大器”と呼ばれ続けた黄金世代の一人が、その実力を証明する1年となった。そんな原は、ここまでどのようにゴルフ道を歩み、ツアーを代表する選手へと成長したのか? 21年シーズン開幕を前に、幼少期の話、クラブ契約を結ぶミズノとの関係性、そして現在の心境などを語ったロングインタビューをお届けする。後編は現在の状態や、心境、そして海外挑戦について。
原英莉花の“代名詞” ドライバースイングを連続写真で分析
◇
高校卒業後に初めて受けた17年のプロテストは合格に2打及ばず失敗。しかしQTを経て、18年シーズンから本格的にツアー参戦を果たした。そして、その年に初シードを獲得すると、翌19年にはかつてローアマに輝いた「リゾートトラスト レディス」でレギュラーツアー初優勝を挙げた。こうして順調にキャリアを積み上げるなか迎えたのが、大きな飛躍を遂げた20年シーズンだった。
――改めて20年シーズンを振り返って
まずメジャーで2勝することできたし、自分にとって大きい1年でした。さらに、その試合はパッティングが向上して勝てた試合だったのが、ほんとうに価値があること。一方でショットがなかなかかみ合わなかったのは課題でした。ただ、今までとは違うスタイルで勝てたということは、自分のなかで評価できるポイントですね
原英莉花の“代名詞” ドライバースイングを連続写真で分析
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高校卒業後に初めて受けた17年のプロテストは合格に2打及ばず失敗。しかしQTを経て、18年シーズンから本格的にツアー参戦を果たした。そして、その年に初シードを獲得すると、翌19年にはかつてローアマに輝いた「リゾートトラスト レディス」でレギュラーツアー初優勝を挙げた。こうして順調にキャリアを積み上げるなか迎えたのが、大きな飛躍を遂げた20年シーズンだった。
――改めて20年シーズンを振り返って
まずメジャーで2勝することできたし、自分にとって大きい1年でした。さらに、その試合はパッティングが向上して勝てた試合だったのが、ほんとうに価値があること。一方でショットがなかなかかみ合わなかったのは課題でした。ただ、今までとは違うスタイルで勝てたということは、自分のなかで評価できるポイントですね