覚悟を決めて放ったショットは、バンカーのあいだを抜けたもののグリーンの傾斜で右に落ちてラフに。2オンはならなかったが、それでも渋野は納得した。「グリーンの右サイドに乗って、そこから(傾斜で)フックしていい感じにピンに寄っていってくれればいいなという感じでした。でも、抜けて行ってしまいましたが、あのセカンドショットは個人的には上出来でした」。このホールは結局バーディとはならなかったが、「3打目と4打目が問題であって、2打目は良かった」と攻めた後悔はない。
2019年、20年にパー5でバーディが少なかったことを反省し、ウェッジを4本入れて100ヤード以内のバリエーションを増やすなど試行錯誤を繰り返している渋野。新たなことに挑戦しつつも、積極性という自分の良さも失わずにプレーしている。その2つが高いレベルで合わさっていけば、さらに強い渋野日向子が見られるはずだ。(文・秋田義和)
2019年、20年にパー5でバーディが少なかったことを反省し、ウェッジを4本入れて100ヤード以内のバリエーションを増やすなど試行錯誤を繰り返している渋野。新たなことに挑戦しつつも、積極性という自分の良さも失わずにプレーしている。その2つが高いレベルで合わさっていけば、さらに強い渋野日向子が見られるはずだ。(文・秋田義和)