有村はその後、震災前に出場した米国女子ツアー「HSBCチャンピオンズ」と国内開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の賞金、あわせて約1200万円を寄付。大山志保や原江里菜、10年の賞金女王、アン・ソンジュ(韓国)らも義援金を寄贈。ほかにもプロ自らが街頭募金に立つなど、次々と動き出し、プロスポーツとチャリティの結びつきがより一層強まった。
その後、女子ツアーでは「Tポイントレディス」、「ヤマハレディースオープン」、「スタジオアリス女子オープン」と中止が決定。再開したのは、およそ1カ月後の4月15日。「スポーツを通じて社会に貢献する」というコンセプトを掲げ、「心をひとつに 西陣レディスクラシック 〜東日本大震災 復興支援チャリティ〜」から名称を改めて、熊本県で開催された。同大会の入場料収益の50%を義援金とするほか、会場内でも様々なチャリティイベントを実施した。
再開初戦は、地元出身の不動裕理の通算49勝目で幕を閉じた。「今まで、ゴルフができるのが普通の環境だったけど、開催されなければ私たちは何もできない。いろんな人たちに支えられてゴルフができるということは本当に幸せなことだと感じました」と勝利を噛みしめた。
あれから、10年。復興への思いと支援はまだまだ続いている。
その後、女子ツアーでは「Tポイントレディス」、「ヤマハレディースオープン」、「スタジオアリス女子オープン」と中止が決定。再開したのは、およそ1カ月後の4月15日。「スポーツを通じて社会に貢献する」というコンセプトを掲げ、「心をひとつに 西陣レディスクラシック 〜東日本大震災 復興支援チャリティ〜」から名称を改めて、熊本県で開催された。同大会の入場料収益の50%を義援金とするほか、会場内でも様々なチャリティイベントを実施した。
再開初戦は、地元出身の不動裕理の通算49勝目で幕を閉じた。「今まで、ゴルフができるのが普通の環境だったけど、開催されなければ私たちは何もできない。いろんな人たちに支えられてゴルフができるということは本当に幸せなことだと感じました」と勝利を噛みしめた。
あれから、10年。復興への思いと支援はまだまだ続いている。