その中でパターが光ったのが3位タイに入った森田遥。「最終日の終盤でも、パッティングの巧さ、グリーンや風の読みの勘の良さは天才的でした。あれだけの強風だと、迷い散漫でパターを打つ選手も多い中、森田選手はフィニッシュがピタッと取れていた。1ラウンド当たりの平均パット数では2016年から4年連続トップ4に入っていますし、ショットもよくなっているので今後が楽しみです」
■パー5でバーディが獲れない難しさ
土佐CCのもう一つの特徴が、パー5の攻略だ。4つあるパー5のうち、中でも難易度が高いのが左ドッグレッグの3番(508ヤード)と、右ドッグレッグの10番(544ヤード)。パー5といえばチャンスホールだが、このコースはパー4が短いぶん、パー5の難易度が高い。3日間を通して3番の平均ストロークは「5.0133」、10番は「5.2」だった。
「パー5の平均ストロークは4以上5未満になることが多いですが、今回は2ホールとも5以上のオーバーパーでした。距離もあるので基本的に2オンは難しい。山の谷間でセカンド、サードとショットごとに風も読みにくいので、難易度の高いホールです」。
■稲見萌寧の最大の武器は、ダントツのパーオン率でスコアを伸ばしたショット力
そのコースを制した稲見の強さは、なんといってもそのショット力。3日間通してのパーオン率は41/54(約75.9%)。強風が吹き荒れた2日目は、17/18(約94.4%)という驚異の数字を叩きだした。
■パー5でバーディが獲れない難しさ
土佐CCのもう一つの特徴が、パー5の攻略だ。4つあるパー5のうち、中でも難易度が高いのが左ドッグレッグの3番(508ヤード)と、右ドッグレッグの10番(544ヤード)。パー5といえばチャンスホールだが、このコースはパー4が短いぶん、パー5の難易度が高い。3日間を通して3番の平均ストロークは「5.0133」、10番は「5.2」だった。
「パー5の平均ストロークは4以上5未満になることが多いですが、今回は2ホールとも5以上のオーバーパーでした。距離もあるので基本的に2オンは難しい。山の谷間でセカンド、サードとショットごとに風も読みにくいので、難易度の高いホールです」。
■稲見萌寧の最大の武器は、ダントツのパーオン率でスコアを伸ばしたショット力
そのコースを制した稲見の強さは、なんといってもそのショット力。3日間通してのパーオン率は41/54(約75.9%)。強風が吹き荒れた2日目は、17/18(約94.4%)という驚異の数字を叩きだした。