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上田桃子は全米の渋野を見て「安パイがない」 自身の課題は「集中力をキープ」

上田桃子は全米の渋野を見て「安パイがない」 自身の課題は「集中力をキープ」

配信日時:2021年3月18日 15時01分

前回大会覇者の上田桃子 入念にコースをチェック
前回大会覇者の上田桃子 入念にコースをチェック (撮影:村上航)
<Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 事前情報◇18日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島)◇6424ヤード・パー72>

一年遅れのディフェンディング大会があす開幕する。2019年大会覇者の上田桃子が公式記者会見に臨み、現在の心境、調子、そして若手の活躍について語った。

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今年の6月で35歳を迎える上田。師事する辻村明志コーチのもとで今年もオフを過ごしてきた。「ダイキンオーキッドレディス」で優勝した小祝さくらや、先週の「明治安田生命レディス」でプレーオフに進出した永井花奈、プラチナ世代の吉田優利ら若手の姉貴分としてチームを引っ張る存在として、そして、ともに戦うライバルとして切磋琢磨を重ねてきた。

そんな後輩たちの活躍は、大きな励みにもなっている。「チームとしていい刺激をもらっている」。合宿のときも、毎日競うようにラウンドを行った。「自分たちも行けるんじゃないかと思える活躍。私も流れとか、本来の調子を出せれば上にいけると思います」と、好調を実感するほど、実り多きオフを経て実戦に入っている。

最後に鹿児島で行われた17年大会では、5位タイにはいるなど、コースとの相性も悪くない。「ショットメーカーが上にいるイメージ。戦略性のあるコースで、自分に合っている。100ヤード以内がうまい選手が優勝争いしている。いい戦いがしたいなと思います」と、後輩たちがつくった流れに乗って、大会連覇に挑む構えだ。

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