＜ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン　最終日◇24日◇利府ゴルフ倶楽部(6,550ヤード・パー72)＞

　宮城県にある利府ゴルフ倶楽部で開催された、国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の最終日。5位タイでスタートしたフォン・シャンシャン(中国)が、スコアを4つ伸ばしトータル8アンダーで優勝。逆転で今季2勝目を挙げた。

女子プロ写真館に最新フォトを大量アップ！

　最終組は、不動裕理と大山志保の歴代賞金女王が直接対決。注目を集めてのスタートだったが、不動は序盤から2つのバーディを奪うも、6番以降はスコアを伸ばせない苦しい展開。大山も12番までスコアカード通りのプレーとなり我慢が続いた。

　そんな中、最終組の1つ前を行くフォンは前半で2つのバーディを奪い、首位の不動とは2打差で後半へ。12番でバーディを奪うと、15番で不動がボギーを叩いたため首位タイに並ぶ。大山も16番で入れば首位に並ぶバーディチャンスにつけたが、3パットを叩き痛恨のボギー。優勝争いから一歩後退した。

　スコアを伸ばしあぐねる不動に対し、フォンは17番のセカンドでグリーンを外すが、そこからバーディを奪い単独首位に立つと、最終18番もバーディとし不動とは2打差。負う不動も最終18番であわやイーグルというスーパーショットを放つがバーディどまり。1打及ばずフォンが初優勝の「meijiカップ」に続いて、2度目の逆転優勝を飾った。