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小祝さくら、“ギリギリ”の決断が吉と出る【勝者のギア】

小祝さくら、“ギリギリ”の決断が吉と出る【勝者のギア】

所属 ALBA Net編集部
長岡 幹朗 / Mikoro Nagaoka

配信日時:2021年3月22日 14時00分

小祝さくらが、最終ラウンドに2つ伸ばしトータル10アンダーで逆転優勝。「ダイキンオーキッドレディス」に続く、今季3勝目(通算4勝目)を手にした。強い風が吹いた最終日は伸ばしあぐねる周囲と同じように、小祝もガマンのゴルフを続けた。前半を終え1バーディ・1ボギーのパープレー。後半も14番までパー行進という展開だった。

小祝さくらのブレないドライバースイング【連続写真】

この時点で誰が勝つのか分からない団子状態。頭一つ抜け出したのが15番パー4だった。表示は300ヤードだが、最終日はティが数十ヤード前に出され、「左手前のバンカーまでが220〜230ヤード、ピンまでは240〜250ヤードとキャディさんに言われました」(小祝)と、ワンオンも狙える距離。小祝は腹をくくった。

「距離を聞いた時にドライバーでいこうと思いました。キャディさんは、順位や、完全に風がフォローではないから迷っていたんですけど、3人(トップで)並んでいたので、バーディを獲らないと厳しい。“いこう”と決めました」

風は左から吹き、右には池が待ち構える状況で『ZX5』ドライバーを振り抜いた。が、左を狙ったボールが思ったよりも右へ。「池に入ったかな」という不安もよぎった。しかし “ギリギリ”で最悪の事態は回避。セカンドショットで残り20ヤードのアプローチを58度のウェッジで1メートルに寄せ、バーディを奪った。

沖縄での優勝時と使用ギアが違うのは、3Uが抜け、5Wが入ったこと。これについて小祝は、「ピンポジや風向きで、いつもギリギリに決めます。このコースは48度を入れたかったので、ロングウッドとかロングユーティリティをいれることにしました」と、日替わりであることを説明。結果論だが“ギリギリ”の決断は、プレーもギアも “吉”と出た。
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