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渋野日向子ら周囲の支えで癒えた傷 上野菜々子、オーガスタ経由→“2度目の正直”目指す【いざプロテスト突破へ!】

渋野日向子ら周囲の支えで癒えた傷 上野菜々子、オーガスタ経由→“2度目の正直”目指す【いざプロテスト突破へ!】

配信日時:2021年3月25日 11時30分

これも今でこそ明るく話せるが、失意に追い打ちをかけることになった言葉に、19歳(当時)の心は大きく揺さぶられた。だが、その傷を周囲の人々が徐々に癒してくれた。

「1人だと精神状態がもたないと思って(滋賀で行われていた)TOTO(ジャパンクラシック)の会場に行ったんです。渋野日向子に会いに(笑)。青木さん(青木翔コーチ)もいたし。渋野日向子のお姉ちゃんと一緒に観戦して、そこで気持ちは落ち着きました」

とはいえ、それでスパッと簡単に切り替えられたわけではない。なかなか練習に身が入らない時間が、その後も続く。“へこたれる自分”と“叱咤する自分”。上野はその時の状態を、「自分が2人いる感じ」と表現する。だがこの時も、周りの人たちからの『1回落ちたくらいだし』という言葉に励まされ、再び心に火を灯すことができた。

同じく不合格になった選手のなかには、中国など海外ツアーのQTを受験し、“プロ”の道を選んだ者も少なくなかった。しかし上野は、「推薦や予選会でレギュラーツアーに出られる。そこで優勝を狙うではないですけど、出ればチャンスはある」と迷うことなくアマチュア資格を残すことにした。このとき上野が日本ツアーで戦うには、これしか方法が残されていなかった。

こうして1年後の再挑戦を待つことにしたが、20年7月、新型コロナウイルスによってその機会が延期になることが決定。当初は新たな日程はおろか、本当にすぐに開催できるのかも不透明な状況といえた。

不安を感じてもなんら不思議ではない状態。だが上野は、「みんな同じ条件だし、マイナスというより、その時は不安材料もあったので準備期間が増えてありがたかった」と、この緊急事態を前向きにとらえた。「最初は練習場に行きづらかったし、何よりも息抜きができずに大変でした」と長引くコロナ禍のあおりももちろん受けたが、「全員同じ思いをしていると思えばガマンできました。今は楽しくやってますよ」と意に介すことなく、練習に向き合った。

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