＜ヤマハレディースオープン葛城　最終日◇4日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース（静岡県）◇6564ヤード・パー72＞

21年4戦2勝と勝率5割で葛城に乗り込んだ小祝さくら。3日目を終えて4打差8位と優勝圏内につけて、最終日に5バーディ・1ボギーの「68」と4つ伸ばしたが優勝には届かず。トータル9アンダーの4位タイで4日間を終えた。

鮮やかイエローのさくら【最終日フォト】

敗れはしたものの、「前半はなかなかバーディチャンスが無かったですが、後半しっかりセカンドショットで攻めのゴルフが出来たので、4アンダーで回れたのではないかと思います」とこの日のプレーに一定の評価を下した小祝。悔やんだのは2日目の最終ホール。トリプルボギーにつながったティショットのOBだった。

「本当に痛かったです。ゴルフはミスがあるのでしょうがないですけど、あのような1つのミスがスコアに大きく影響が出るので、集中力を18ホール保つことが大事だと改めて思いました」。OBのあとも精彩を欠いたことを悔やんだ。

それでもトップ5に入ったこともあって、賞金ランキングは首位をキープ。「来週のコースはアップダウンがあって難しいコースで、スコアが出せているイメージがないです」と相変わらずのさくら節炸裂も、「今年はショットが結構良いので自信を持ってプレーをして行きたいです」と強気もチラリ。21年は先週優勝の岡山絵里を除き、小祝、稲見、小祝、稲見と5戦で2人が2勝を挙げているだけに、次はまた小祝の番だ。