150センチの選手の優勝は馬場ゆかり(149センチ)に次ぐ史上2番目タイ(昨年優勝の西村優菜も150センチ)の低身長。その西村はプロテスト同期で、山下の優勝をグリーン脇で見守り、ハグで喜びを分かち合った。頑張って牛乳やプロテインを飲んでいたという西村とは対照的に、山下は小柄であることを意に介してなく、「飛距離を伸ばすことだったり、やらなければならないことがあると、身長を考える余裕はないですね」とさらりと言う。
そんな小さな体で、両腕を目一杯伸ばして万歳した山下。「シード獲得と優勝が今シーズンの目標でした。それが達成できてうれしいです。また、目標を立てて頑張りたいと思います」。そう言って、はた目からは大きめに見えるグリーンジャケットの襟を正した。(文・秋田義和)
そんな小さな体で、両腕を目一杯伸ばして万歳した山下。「シード獲得と優勝が今シーズンの目標でした。それが達成できてうれしいです。また、目標を立てて頑張りたいと思います」。そう言って、はた目からは大きめに見えるグリーンジャケットの襟を正した。(文・秋田義和)