<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇18日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>
首位と2打差の4位タイからスタートしたプロ2年目の19歳・山下美夢有が、大会新記録となるトータル14アンダーまで伸ばし、2位に5打差をつける圧勝でツアー初優勝をつかんだ。
初優勝の山下 涙がほほを濡らす【LIVEフォト】
「しっかりと風を計算して、獲れるところを獲って、ボギーを打たないようにしたい」。そう意気込んで臨んだ最終ラウンドは、まさに山下の独壇場となった。前半から4つ伸ばして単独トップに立つと、10番でボギーを挟むも、そこから3バーディ。優勝争いのなかでも、19歳とは思えない落ち着いた試合運びで後続を突き放した。
大阪桐蔭高3年時の2019年プロテストで、一発合格。同期で同い年の笹生優花、西郷真央の3人で“女子高生プロ誕生”と注目を集めた。さらに同年末のファイナルQTで13位と上位に入り、20年シーズン(後に21年と統合)の出場権を獲得。この大会までの19試合で、4度のトップ10入り。2試合前の「ヤマハレディースオープン葛城」では、最終的に2位に終わったものの、3日間首位を走り優勝争いを繰り広げていた。
“ルーキーシーズン”での優勝後には、「本当に優勝できるなんて思わなかった。うれしい」と涙ながらに喜んだ。「1勝できたので、2勝、3勝とできるように頑張ります。応援よろしくお願いします」。笹生に続く2001年度生まれの選手の優勝は、新世代台頭の印象をさらに強めることになった。
首位と2打差の4位タイからスタートしたプロ2年目の19歳・山下美夢有が、大会新記録となるトータル14アンダーまで伸ばし、2位に5打差をつける圧勝でツアー初優勝をつかんだ。
初優勝の山下 涙がほほを濡らす【LIVEフォト】
「しっかりと風を計算して、獲れるところを獲って、ボギーを打たないようにしたい」。そう意気込んで臨んだ最終ラウンドは、まさに山下の独壇場となった。前半から4つ伸ばして単独トップに立つと、10番でボギーを挟むも、そこから3バーディ。優勝争いのなかでも、19歳とは思えない落ち着いた試合運びで後続を突き放した。
大阪桐蔭高3年時の2019年プロテストで、一発合格。同期で同い年の笹生優花、西郷真央の3人で“女子高生プロ誕生”と注目を集めた。さらに同年末のファイナルQTで13位と上位に入り、20年シーズン(後に21年と統合)の出場権を獲得。この大会までの19試合で、4度のトップ10入り。2試合前の「ヤマハレディースオープン葛城」では、最終的に2位に終わったものの、3日間首位を走り優勝争いを繰り広げていた。
“ルーキーシーズン”での優勝後には、「本当に優勝できるなんて思わなかった。うれしい」と涙ながらに喜んだ。「1勝できたので、2勝、3勝とできるように頑張ります。応援よろしくお願いします」。笹生に続く2001年度生まれの選手の優勝は、新世代台頭の印象をさらに強めることになった。