結果に大きく表れたのが、4月の「ヤマハレディース葛城」。ツアー屈指の難コース・葛城ゴルフ倶楽部でチップインバーディをたびたび決めるなど、最後まで優勝争いを演じて2位となる。悔しさは当然あったが、それ以上に手応えがあった。連絡した中嶋にもお墨付きをもらった。「プレースタイルはいいと思う」。そして新たなアドバイス。「これからは疲れが出てくると思うから、意識をしっかり持ってやりなさい」。
それらの教えが実を結んだのが今大会だった。リズムよくプレーすることだけを心掛け、前回あった嫌な緊張もこの日は集中していたからかあまり感じることはなかった。気がつけば2位との差は5打。ここ一番で見せた集中力は、まさにトミーのそれだった。
この後は当然優勝報告となるのだが、「優勝することが出来ました!」という言葉に添えるのは「今回足りなかった部分について」。ストイックさも“師匠譲り”の19歳だった。(文・秋田義和)
それらの教えが実を結んだのが今大会だった。リズムよくプレーすることだけを心掛け、前回あった嫌な緊張もこの日は集中していたからかあまり感じることはなかった。気がつけば2位との差は5打。ここ一番で見せた集中力は、まさにトミーのそれだった。
この後は当然優勝報告となるのだが、「優勝することが出来ました!」という言葉に添えるのは「今回足りなかった部分について」。ストイックさも“師匠譲り”の19歳だった。(文・秋田義和)