＜日本女子オープンゴルフ選手権競技　最終日◇2日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,383ヤード・パー70)＞

　愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催された、国内女子メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の最終日。横峯さくらはトータル17オーバー9位タイ、有村智恵はトータル18オーバー11位タイでフィニッシュ。大会連覇を狙った宮里美香は、トータル21オーバー20位タイに終わった。

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　初日からショットが乱れ、出遅れていた横峯だったがこの日は2バーディ・3ボギーとスコアを1つ落としただけにとどまり終わってみればトップ10フィニッシュ。「耐えて耐えてのゴルフだったけどいいゴルフができました」と最後に明るい表情を見せた。

　「後半はいいプレーができて、最後の最後で攻略できたかなと思いましたけど、まだまだミスもたくさんありましたし、もっと練習して、こういうコースにでも対応できるようにしていきたいですね」と話した有村は、この日1バーディ・5ボギーの内容。念願のメジャー制覇には届かなかったが「今回はたくさん得ることができたと思う。これからこういうコースが次にきても、こんなにたたかないように上を目指していきたい」と前向きに話した。

　昨年は4日間首位の完全優勝。今年も2日目までトップに立っていた宮里は、3日目に崩れ首位とは4打差で最終日をスタート。しかし、この日もスコアをまとめることができず81を叩き大会連覇はならなかった。「最後まであきらめずにやろうと思ったんですけど自分から崩れた感じですね」。米国ツアーでも経験したことのない過酷なコースセッティングに善戦したが悔しさは隠しきれない様子。「悔いは残りますけど、今後の課題も見つかったし。まだまだ21歳なのでチャンスはあると思う。そういった意味では良い経験になりました」とさらに成長していくことを誓った。