＜日本女子オープンゴルフ選手権競技　最終日◇2日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,383ヤード・パー70)＞

　愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催された、国内女子メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の最終日。首位とは3打差の4位でスタートした宮里藍は、05年以来となる優勝を目指してスタートしたが、スコアを6つ落としトータル15オーバーでホールアウト。単独6位に終わった。

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　スコアを3つ落として後半に入った宮里だったが、その時点でもまだ首位とは3打差。十分チャンスは残されていた。しかし「午後から風が吹いてグリーンをとらえることができなかった」と苦戦を強いられる。一時は首位に並ぶこともあったが、14番、15番で連続ボギーを叩いて後退。17番パー3では、ティショットを果敢に攻めていくがバンカーにつかまりボギー。首位との差を詰めることができず4日間を終えた。

　6年ぶりの大会制覇はならなかった宮里だったが「タフなコンディションで自分を上手くコントロールできた」と充実した表情を見せる。大会前には右股関節を痛め、大会に入るとせきにも悩ませれ、体調も思わしくなかった。それでも4日間耐え抜いての上位フィニッシュ。

　来週1週間は休養したあと13日(木)からマレーシアで開催される「サイム・ダービーLPGAマレーシア」に出場。次に日本に戻ってくるのは、11月4日(金)から開催される「ミズノクラシック」の宮里。「残り試合も少なくなったので、まずはマレーシアでいい試合ができるように頑張ります」と1つ1つの試合に全力を注ぐことを誓った。